医学部入試で頻出の時事英語をエースメディカルみなとみらいの峰岸先生が徹底解説。

「時事英語」特別講義

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峰岸先生が医学部入試で頻出の『時事英語』を徹底解説!

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第288回 「パンデミック下で平均寿命が一年縮む」その18

皆様こんにちは。横浜にある医学専門予備校:エースメディカルみなとみらい代表の峰岸です。よろしくお願いいたします。

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ここでは新聞、雑誌などの時事英語のなかから医学部受験に出題されやすいテーマを取り上げていきます。今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。今日は2021年2月のワシントンポスト紙の記事:Amid Pandemic, U.S. life expectancy fell by a year(パンデミック下で平均寿命が一年縮む:米)の第19パラグラフ第3文から読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

Amid Pandemic, U.S. life expectancy fell by a year

(19)③Black and Latino Americans would suffer reductions three to four times greater than White Americans, they said.
(20)“Consequently, covid-19 is expected to reverse over 10 [years] of progress made in closing the Black−White gap in life expectancy and reduce the previous Latino mortality advantage by over 70%,” they wrote.
(21)In a separate examination, a team led by Spanish researcher Héctor Pifarré i Arolas concluded that the number of years of life lost to covid-19 in the United States would be five times greater than the number lost to the worst flu season of the past two decades.

パンデミック下で平均寿命が一年縮む:米

第19パラグラフ
第3文

Black and Latino Americans would suffer reductions three to four times greater than White Americans, they said.

この文の主語は文末の they(彼ら)で、先の南カリフォルニア大学のテリーザ・アンドラスフェイさんとプリンストン大学のノリーン・ゴールドマンさんのことです。述語はsaid(言っています)です。その中身の主語はBlack and Latino Americans(黒人とラテン系アメリカ人)です。述語は would suffer reductions (減少を被るでしょう)です。これは平均寿命の減少ですから、その数字が下がることを指しています。three to four timesは「3~4倍」です。 greater than White Americansは「白人より」です。

訳:彼女たちは、黒人とラテン系アメリカ人は白人に比べ平均寿命の減少が3~4倍になることになるでしょう、と言っています。

第20パラグラフ

“Consequently, covid-19 is expected to reverse over 10 [years] of progress made in closing the Black−White gap in life expectancy and reduce the previous Latino mortality advantage by over 70%,” they wrote.

この文の主語は最後に部分にあるtheyです。もちろんを先のテリーザさんとノリーンさんを指します。
述語はwrote(書いています)です。その中身は引用句で囲まれた部分です。ここの部分では、文頭にConsequently,(その結果として)がありますが、主語はcovid-19(新型コロナウイルス)で述語はis expected(予想されている)です。
「何が予想されているのか」はto reverse(逆行すること)です。「何に逆行するのか」は over 10 [years] of progress(10年以上に渡る発展)です。「どんな発展か」はmade in closing the Black−White gap(白人と黒人のギャップを埋める)発展です。 in life expectancyは「平均寿命において」です。次のand reduceは「そして減らしています」は先の is expected(予想されている)の中身の2つめです。to reverse(逆行すること)と並立しています。「何を減らしているのか」はthe previous Latino mortality advantage「以前のラテン系アメリカ人の平均寿命」です。 by over 70%,” は「70パーセント分」です。

訳:彼女たちは「結果として、新型コロナウイルスは黒人と白人の平均寿命が10年以上に渡って縮まってきたことに逆行し、これまでのラテンアメリカ人の平均寿命を7割に下げてしまうことが予想されます」と記述しています。

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いかがでしょう?白人と黒人やラテン系アメリカ人の平均寿命との間にさらに大きな隔たりが生まれるかもしれないというデータが出てきました。この流れで次回は最終パラグラフを読んでいきましょう。お楽しみに。

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当校ではレベルの高い英文を基礎から説明していきます。随時無料体験レッスン可能です。お問い合わせください。

2021年7月21日

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プロフィール

峰岸敏之

早稲田大学大学院法学研究科卒業後、大手新聞社で記者を経験し、講師へ転向する。大手予備校の河合塾をはじめとした有名予備校や医学系予備校などで、英語科責任者などを担当。

15年以上に渡って高校生や高卒生を指導した経験を活かし、2013年に「絶対合格」を合言葉に医学部専門予備校、エースメディカルみなとみらいを横浜に開校。代表を務めながらも自ら英語・小論文を指導し、毎年多くの医学部合格者を輩出している。


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