医学部人気に伴い、私立大学でも偏差値60は必要だと言われる時代。
そんな高度な受験をどうやって合格へと導いていくべきか。
今回は、医学部受験で合格するために必要なポイントをまとめて紹介していきます。
受験勉強で気を付けるポイント
苦手科目を作らない
医学部の場合は苦手科目が作れないことで有名。
なぜかと言うと、共通テスト(旧センター試験)では得点率90%以上が求められるため、文系科目を含め全科目で高得点が要求されるからです。
共通テストがない私立大学医学部でも、合格者は取れる問題は必ず正解してくるため、苦手科目で足を引っ張ってしまうと合格点に届くことが非常に困難。
もともと医学部受験は高得点勝負になりがちなので、得意科目をさらに伸ばすには限界があり、苦手科目を克服すしたほうが合格できる可能性は大きく高まります。
2学期開始までに基礎を完璧にする
医学部合格を勝ち取る受験生のほとんどは、1学期中、遅くても夏休みが終わる時期までに基礎を終わらせます。
したがって、とにかく夏までは基礎を徹底的に勉強するのがおすすめです。
この期間で基礎にヌケ・モレなどがあると秋以降の応用や実践問題に対応できなくなってしまい、段々と勉強効率が悪化し、成績が伸び悩んでしまいます。
秋から実践力を効率良く習得できるよう、1学期中に基礎を勉強しながら学習リズムを身につけておくこともおすすめです。
科目の勉強バランスに注意
国公立大学医学部の受験生は共通テストがあるため、国語や地歴公民の対策も必要です。
また、私立大学医学部でも苦手科目が作れないことを紹介しました。
したがって、いかに各科目をバランスよく勉強していけるかが重要となります。
特に苦手意識のある科目は後回しにしがちです。
学習計画を作成する習慣をつけ、勉強時間で科目の偏りが生じないように注意しましょう。
医学部の志望大学選びで気を付けるポイント
国公立だけでなく私立も候補に入れる
国公立大学医学部を目指す受験生の中には、私立大学を受験しない人が沢山います。
しかし、医学部合格の可能性を高めるなら絶対に私立も候補に入れるべきです。
私立大学医学部は併願受験できますが、国公立は前期日程と後期日程の2回しかチャンスがありません。
しかも、後期日程は廃止する大学が進み、難易度も前期日程よりも上がります。
私立大学医学部は10大学受験することも可能で、共通テストでも受験可能。
学費が高額だからと最初から敬遠しがちですが、地域枠や特待制度を利用すれば大きく負担を抑えることができます。
国公立大学医学部にこだわって何年も浪人生活を送り、最終的に合格できない人がいるのも事実。
本気で医師を目指すなら私立大学も受験することをおすすめします。
偏差値だけで受験校を選ばない
偏差値だけで医学部の志望校を選ぶ受験生がいますが、合格を勝ち取るためには各大学の入試制度まで詳しく確認しましょう。
まず、国公立大学医学部では共通テストと二次試験の配点比率が大学によって大きく異なります。
二次試験の配点比率が高い大学なら、多少共通テストで失敗しても挽回できるということです。
また、国公立・私立関係なく科目ごとの配点比率も異なります。
英語が得なら英語の配点が多い大学を、苦手なら配点が少ない医学部を受験することで自分の力を発揮しやすくなるということです。
過去問など大学別対策は必須
偏差値をクリアしていても不合格になる医学部受験生は毎年沢山います。
これは、医学部受験生の学力は均衡していること、そして、大学ごとに傾向等が異なることがあげられます。
1点で合否が分かれるのが医学部受験です。
受験する大学は、過去問を使って分析を行い、出題傾向や難易度を理解しながらいかに点数を取れるか攻略法を立てて対策しましょう。
独学で対策するには難しい場合もあるので、この場合は予備校の大学別対策講座を受講するのもおすすめです。
医学部受験の予備校選び
医学部受験対策を行うなら専門予備校で勉強することが効率的で確実性が高まります。
河合塾や駿台を選びがちですが、医学部予備校は手厚いサポートが受けられるため、偏差値が低い生徒でも1年で医学部逆転合格を実現することも夢ではありません。
実際に医学部予備校は選抜制を採用していなくても合格率の高い校舎が沢山あります。
最近は医学部受験ブームによって専門予備校が注目され、多くの校舎が開校されています。
選択肢が多いので、自分にぴったりの医学部予備校で学ぶためのポイントを紹介していきましょう。
自分が目指す大学に強い医学部予備校を選ぶ
医学部予備校には、私立専門、推薦に強い、国公立に強い、再受験・多浪の指導実績が豊富といったように、各予備校によって長所やアピールポイントが違います。
したがって、まずは自分の学力や目指す大学への実績が豊富な医学部予備校を選ぶことが重要です。
そうすれば、豊富なノウハウと情報量によって最適な指導が受けられるため、最短ルートで合格を目指すことができます。
実績や口コミ評価よりも相性を重視する
合格実績が豊富で、口コミ評判が良いからと言って自分にも理想的な医学部予備校とは限りません。
したがって、体験授業や説明会に参加して自分の目と耳で実際の雰囲気や環境を確認することが大切です。
講師も人間なので、どうしても相性と言う問題が生じてしまいます。
相性が悪い環境だと、「辛い」「やめたい」気持ちが先行してしまい、どんなに質の高い指導を受けていても、学力は伸び悩んでしまいがちです。
理想的な学習環境下で、モチベーション高くとことん対策できるよう愛称は必ず確認しましょう。
まとめ
医学部受験を成功させるためには高度な学力や適切な志望校選び、そして相性の良い専門予備校で対策することが必要不可欠です。
医学部は超難関入試と言われ、東大他医学部に合格できるくらいの学力が必要だと言われています。
したがって、合格に必要なポイントをしっかりと理解し、行動に移していくことが大切です。
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