中学生や高校生の現役受験生は塾を利用して医学部合格を実現できるかについて解説

現役医学部受験生は塾と予備校をどちらがおすすめかを解説

塾から医学部合格を実現できるかを解説

医学部受験対策

【中学生・高校生】学習塾から医学部合格は目指せる?
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大学受験の中で最難関と言われる医学部受験。

医学部受験と調べると、たくさんの大手予備校はもちろん、最近では医学部専門予備校もたくさん出てきますよね。

でも、大手予備校や専門予備校は医学部コースとなると学費が高くなることがほとんど。

個人や個別の学習から医学部合格を目指したい受験生もいるのではないでしょうか。

今回は、学習塾からの医学部合格は可能なのかについて、大手予備校や専門予備校と比較して解説していきます。

学習とは?予備校との違い

学習塾とは?予備校との違い
そもそも学習とは何のことを表すのでしょうか。

いまいち、予備校との違いがわかりませんよね。

調べてみたところ、学習塾、つまり塾とは「足りない学力を補う」ところ、予備校は、基礎学力があることを前提に、受験などにに特化して「合格」を目指すところであるということです。

学習塾は主に学校の授業の補習的な役割で、学校の授業と同時並行もしくは少し先取り程度の速さで、基本的に学校の授業と同じくらいのレベルの授業展開をします

個別指導などの学習塾でも、主に学校の授業の予習・復習を行います。

反対に予備校とは、学校の授業はできていることが前提に、予備校に入る前にある程度の学力があり、入塾テストのようなものでクラス分けなども行われ、各々のレベルに合ったクラスで講義を受けるところです。

進学校の生徒が多く、高校受験や大学受験合格を前提とした講義が進められて行きます。

端的に言ってしまえば、学校の授業に寄り添って学校の定期テスト対策をするところが学習塾

大学受験合格を目指すところが予備校といった感じです。

一概には言えませんが、予備校のほうがよりレベルが高い生徒が集まっている感じですね。

医学部合格には何が必要?塾・予備校を選ぶポイント

医学部合格には何が必要?塾・予備校を選ぶポイント
さて、上のように塾と予備校の違いを説明しましたが、今回の記事では、医学部受験を前提としたうえで比較します。

そもそも医学部を合格するために私たちが塾・予備校を利用する際、必要なこととして何があげられるでしょうか。

塾・予備校を選ぶポイントと挙げてみましょう。

合格実績

まずはやはり、その塾・予備校から医学部に合格した人がいるかいないか。

少なくとも一人でさえ合格した人がいないことには、そのレベルの授業展開を行っていないということになってしまいますから、過去の合格実績は必要です

そして、合格実績はやはり良いに越したことはないですが、注意点として、元の生徒のレベルの高さや生徒の人数、つまり合格率なども考えたほうが良さそうです。

大手予備校ほど生徒数が増えるので、合格実績が良いのは当たり前ということです。

学習環境

次にあげられるのが、学習環境。

一概に学習環境といっても様々ですが、自習室の利用のしやすさであったり、赤本や参考書のそろい具合、さらにすぐに質問ができるような環境になっているか。

どこを重視するかは人によってさまざまですが、1年以上通うであろう塾・予備校ですから、自分が満足できる環境の整っているところがいいですよね。

家や学校からの近さや、同じ学校の人がどのくらい通っているかなどの細かい話も意外と重要だったりします

プロ講師の質

その・予備校で医学部合格・難関大学合格レベルの講義が行われているかは見なくてはいけないポイントです。

医学部や難関大学ではない大学生のアルバイトばかりであったり、講師の質が低いと、時間の無駄になりかねません

予備校ひとつとっても、どの校舎のどのコースの授業でどの講師が授業をしているのかは異なりますから、事前に調べておくことが大切です。

料金

やはり選ぶうえで費用は大事ですよね。

医学部受験は私立だと受験費用も非常に高いです。

同じレベルの学習環境・講義を行っていて、合格実績も変わらないならば、それは料金が安いほうが嬉しいですよね。

個別指導などに多いですが、無駄にお金をとってくる・予備校ではないかも確認しましょう。

夏期講習や冬期講習、模試の費用などが別なのか含まれているのか等を計算して比較するとよいでしょう

情報・対策

情報戦と言われる医学部受験。

どの大学がどの科目が難しくて、配点はどうで、入学後のカリキュラムはこうで、このようなことに強い大学であるなど、自分で調べて受験に挑むことももちろん可能です。

しかし、忙しい受験生にはそのような時間はないですし、情報量に限界がありますよね。

医学部に関する情報の多さこそ、塾や予備校を利用してこそ得られるものかもしれません

国公立医学部ならば、受験する大学について、吟味して入学後のことや科目を考えて選ばなくてはいけないですし、私立医学部ならば、試験日程や、問題が似ている大学、同時に対策できる大学、難易度もばらばらにして受験したり、どの大学が小論文が必要でなどをしっかりと調べて万全の状態で受験する必要があります。

学習のメリット・デメリット

学習塾のメリット・デメリット

メリット

生徒の少なさ

やはり学習塾のメリットは、上にあげたところから考えると、生徒一人一人に寄り添ってくれる学習環境にありますよね

特に個別指導に特化した学習では様々な対策もできますから、医学部の面接対策などもいいかもしれません。

分からないところはすぐに質問ができ、小論文対策なども生徒の少なさからすぐに返却。

学習塾の良さですね。

費用が安い

これも、学習のメリットです。

完全個別の学習塾もありますし、全ての学習塾が予備校よりも費用が安いわけではないですが、大抵は予備校よりも少し費用を抑えられるのがポイントです。

デメリット

情報の少なさ

情報戦の医学部で、情報が少ないことは大きなデメリットです。

合格実績やプロ講師の人数に比例して、情報はどんどん少なくなっていきます

医学部は国公立ならば共通テストの成績でどの大学を受験するのかなどが変わりますが、情報なしでは選べませんよね。

講師の質

大手予備校よりも費用面で抑えられる反面、講師の質が低く、数学で一人、英語で一人、いい先生がその塾に一人ずついる、といった程度になってしまうことが多いと思います。

塾によっては大学生のアルバイトが中心なんてことも少なくないです。

講師の質と経験値は、せっかく学校だけでなく塾に通うのですから、求めたいポイントですよね。

難関大学・医学部合格実績の少なさ

難関大学や医学部合格の実績の少なさは、の最大のデメリットかもしれません。

そもそもの生徒層が、学習レベル中間より下にあることが多く、難関大学や医学部に合格するためのコース、対策授業が行われていないことが多いためです。

大手予備校・医学部専門予備校のメリット・デメリット

大手予備校・医学部専門予備校のメリット・デメリット
逆に、予備校に通うメリット・デメリットは何があるでしょうか。

メリット

整えられた学習環境

やはりなんといっても、学習環境がしっかり整えられていることは、予備校のよさです。

綺麗で席数の多い自習室は、講義を受ける教室とは雰囲気が全然違って、よし、自習しようと切り替えられるようになっています。

浪人生の割合も塾より多く、周りの生徒のレベルや熱量もとても高いので、自分も頑張らなきゃと切磋琢磨できるようになっています

赤本や参考書の揃い具合も大手予備校はさすがです。

ハイレベルな講師

それから、ハイレベルな講師陣。

テレビに出ている人から、参考書をたくさん書いている人もたくさんいるのが予備校です。

医学部合格に必要な講義が厳選されて行われていますし、講義の種類やコースの多さから、自分の志望大学に向けた対策を行うことが可能です。

医学部・難関大学の合格実績と豊富な情報

なんといっても、合格実績の多さと、それに伴う医学部合格に必要な授業展開、必要な情報の豊富さですよね。

国公立でも私立でも、どこの大学を受験するのか選ぶことが重要な医学部受験です。

さらに予備校では志望大学に特化した対策講義も展開されています。

デメリット

高い費用

特に医学部専門予備校では非常に高額な授業料が必要とされますが、大手予備校での授業料も決して安いと言えません

生徒の多さ

生徒が多く、一人一人に寄り添う対応ができないところは、予備校のデメリットかもしれません。

医学部予備校は生徒一人ひとりに丁寧なサポートを提供している校舎もありますが、その分学費は高額です。

結局、医学部受験でおすすめはどっち?

結局、医学部受験でおすすめはどっち?

学習塾と予備校について、メリットデメリットをあげましたが、結局、医学部合格でおすすめなのはどちらでしょうか。

本気で医学部合格だけを考えたら、絶対に予備校

塾と予備校に通うことのメリットデメリットを比較すると、圧倒的に大手予備校、医学部専門予備校に通うほうが良いということが分かったと思います。

費用に余裕があって、大人数の講義でも大丈夫という人なら、間違いなく予備校を選ぶべきです。

生徒のレベルの高さ、プロ講師の質、情報量や合格実績、学習環境すべて、学習塾よりも間違いなく上だからです。

医学部合格に必要なものがすべてそろっています

しかしもちろん、いくら予備校のほうがおすすめでも、学習塾のほうが合うという人はいますから、自分に合った塾・予備校を選択しましょう。

学習からの医学部合格ももちろん可能

とはいえ、学習からの医学部合格が不可能なわけではありません。

塾や予備校に通わずに医学部に合格した人や、マイナーな塾から難関大学に合格した人も少なからずいるわけです。

そのような受験生たちは何が違うのでしょうか?

また、学習から医学部合格を目指すならば、どのようなことに気を付けたらいいのでしょうか?

学習から医学部合格したいなら、、

まずは、学習の中でも、トップレベルの講師をそろえているところを選ぶことです。

様々なコースや大学別の対策授業などが行われていない学習塾ですから、そこから重要視するべきは講師の質です。

いい講師がいて、さらに個別指導ならば、いろんなコースや授業がなくても志望校合格にぐっと近づきます。

また、周りの環境に負けないことです。

きっと学習だと、医学部を志望している受験生はそう多くないはずです。

周りにあまり似た環境、状況の人がいない状況での受験勉強になりますし、自習室などの環境も予備校にはかないません。

ですから、志を高く保ち続けましょう。

さらに、学習塾を最大限に利用しましょう。

学習塾の良さは、質問がすぐにできる環境や、生徒の少なさです。

分からない問題があればすぐに質問し、困ったことがあればすぐに相談しましょう。

学習からの医学部合格も可能です。

塾のメリットを最大限に活用し、予備校生に負けずに合格を勝ち取りましょう。

まとめ

これまで学習と予備校について医学部受験をもとに比較し、予備校のほうがおすすめだと結論づけましたが、どんな情報よりも言えることはただ一つ。

自分に合うと思う塾・予備校に通うということです。

いくらレベルが高い授業が受けられるといっても、人の多さに疲れがちな人には合いませんよね。

いくら評判の良い塾・予備校に通っても、自分の受けたい講義レベル、自分の志望してる医学部合格レベルに合わないところは通い続けても意味がありません。

学習塾の良さが生徒一人一人に寄り添ってくれるところであったとしても、あまり密な人間関係を好まない人からしたらメリットとは言えませんよね。

自分が医学部に合格するうえで、色々な塾や予備校に見学に行き、評判や医学部合格実績を比較しながら、費用面なども見て、しっかりと自分で選ぶのがよいでしょう。

個人個人に合う塾はみんな違って当たり前です。

自分の医学部・志望大学合格に一番近道となる選択はどこなのか。

や予備校は重要な選択ですから、よく考えて選びましょう!

 
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