国公立および私立大学の医学部を様々な分野からランキングで徹底比較しています。

志望大学が決まる?医学部なんでもランキング

医学部を徹底比較

志望大学が決まる?医学部なんでもランキング
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現在、国公立で医学部を設置している大学は全国に51校、私立で医学部を設置している大学は31校あります。

国公立と私立の医学部では学費や偏差値をはじめ、さまざまな面で違いがあり、同じ私立大学医学部でもそれぞれにカラーがあることはご存じの通りです。

しかし、よくわかったうえで医学部に入学したはずなのに、思い描いていたキャンパスライフとは大きなずれがあって退学してしまったという人が少なくありません。

そのような結果にならないよう、表面的な情報だけでなく、あらゆる面から事前チェックして志望する医学部を決めるようにしましょう。

ここでは、医師国家試験の合格率や国から交付される補助金、在籍している学生の男女比、大学の格付けなど幅広い観点から上位にランキングされる医学部を紹介していますので、志望大学決定の参考になれば幸いです。

難関国公立が高いとは限らない「国家試験合格率ランキング」

医師国家試験の合格率が高い理由

日本の三大国家資格と言われるのが医師・弁護士・公認会計士。国家試験の合格率は、医師が90%以上であるのに対し、司法試験は35%前後、公認会計士は30%前後です。

医師国家試験の合格率がきわめて高いのは、6年間の医学部課程を修めて卒業試験に合格した人、すなわち医師国家試験に合格するだけの知識を有している学生のみが受験資格を与えられることになっているからです。

ちなみに、医学部では難易度の高い卒業試験には合格できず、医師国家試験を受けられない学生が毎年10%前後いるといわれます。

私立大学医学部で高い合格率は要注意

ランキングを見ると国立大のトップは5位の東京医科歯科大学です。

医学部の最高峰とされる東大は62位(74.3%)で、京大は65位(74.2%)と下位にランキングされています。

これほど私立大学と差がつくのは、私立の場合は合格率が次年度の入学志願者数に大きく影響するので、より合格率を上げるために進級判定を厳しくしたりしている大学があります。

つまり、国家試験に合格できる能力がある学生しか進級できないとうことです。

したがって、東京大学のようにトップレベルの大学でも合格率ランキングでは上位に入ってこないのです。

このように、医師国家試験の合格率は必ずしも医学部のレベルの高さを反映しているものではないことを理解しておきましょう。

ただし、私立大学の医学部がすべて上記のように進級が厳しいわけではありません

合格率100%の自治医科大学は私立ですが、地域医療を担う医師や看護師を育成するために都道府県が共同で創設した大学です。

学費免除で、入学できるのは都道府県ごとに2,3人と決められています。

わずかな合格枠をくぐり抜けてきたのですから、学力優秀で地域医療に対する高い志を持った学生ばかりが集まり、大学側のフォローもあり国家試験でも結果を出しています。

また、順天堂大学についても医師国家試験に合格できるようサポート体制を充実させている大学もあります。

偏差値は中堅以下なのに合格率ランキングで上位、あるいは留年率が高い大学は注意が必要です。

国家試験合格率ランキング【トップ5】

順位 大学名 区分 合格率(%)
1位 自治医科大学 私立 100
1位 大阪医科大学 私立 100
1位 産業医科大学 私立 100
4位 順天堂大学 私立 99.2
5位 東京医科歯科大学医学部 国立 98.2

大学運営に大きく影響する「補助金ランキング」

学費で足りない分を税金で補う

大学の収入源は「学納品(学費)」「寄付金」「補助金」の3つです。

学生を医師にするのにかかる費用は1人5,000万~1億円といわれており、学費では賄えない額を、寄付金と国からの補助金で補っています。

補助金は国立大学の場合は「国立大学法人運営費交付金」、私立大学の場合は「私立大学助成金」といいます。

これらは、大学に一律に交付されるものではなく、簡単にいうと私学助成金の場合は、大学の規模によってベースの金額が決まり、それに国の方針への取り組み方を点数化したものなどを加算して最終的な交付額が決められます。

旧帝大や医学部のある私大が高額になる傾向

交付額は毎年変わり、2020年は下表のようなランキングになっています。国立大学はトップ5位まで旧帝大が占めています。

私立大学は学生数の多い名門大学や医学部のある大学が上位に並んでいます。

国立大学法人運営費交付金ランキング【トップ5】

順位 大学 金額(単位:億円)
1位 東京大学 803
2位 京都大学 531
3位 東北大学 456
4位 大阪大学 443
5位 九州大学 412

私立大学助成金ランキング【トップ5】

順位 大学 金額(単位:億円)
1位 東海大学 146.6
2位 日本大学 138.9
3位 慶応義塾大学 137.9
4位 早稲田大学 113.0
5位 自治医科大学 101.3

女性の多い大学はどこ?「医学部の男女比率」

旧帝大の医学部は女子の合格率が伝統的に低い

医学部に合格する女子の割合は、東京女子医大は別として各大学によってかなり違います。

旧七帝大といわれる大学での女子の比率は、北海道大学:23.1%、東北大学:16.3%、東京大学:16.0%、名古屋大学:22.4%、京都大学:16.4%、大阪大学:15.8%、九州大学:14.9%といずれも低い傾向にあります。

このほかの国公立大学は女子の比率が高くなっています。

佐賀大学:44.7%、島根大学:41.2%、愛媛大学:40.8%というように、旧帝大の2倍近い合格率を示しています。

伝統のある医学部で学びたいという意思が強い人は旧帝大を目指し、男女差の少ない大学で切磋琢磨したいという人は、新設の国公立か私立大学の医学部を選ぶといいでしょう。

女子の比率が低い医学部は問題あり?

医学部の入学試験では面接が行われます。

医師としての適性やコミュニケーション能力、地域医療に貢献する意思の有無などを見るのが目的とされています。

しかし、女子の受験生に対しては「結婚しても医師を続けますか?」といった質問をされることがあり、問題視されています。

大学側からすれば、1人1億ともいわれる費用をかけて医師を育成するのに、結婚・出産で辞められるのなら男子学生を合格させたほうがいいということになりかねません。

とくに私立大学医学部で女子の割合が明らかに少ない場合はそうした差別意識が働いていることが考えられますから、志望大学の男女比率もチェックすることをおすすめします。

医学部の男女比率ランキング【トップ5】

順位 大学名 区分 男女比率(%)
1位 東京女子医科大学 私立 0:100
2位 埼玉医科大学 私立 45.4:54.6
3位 昭和大学 私立 46.0:54.0
4位 国際医療福祉大学 私立 52.9 :47.1
5位 東邦大学 私立 53.0 :47.0

偏差値とは違う新たな指標「QS世界大学ランキング」

QSは三大世界大学ランキングの1つ

「QS世界大学ランキング(Quacquarelli Symonds :クアクアレリ・シモンズ社作成)は、「世界大学学術ランキング(上海交通大学作成)」と「THE世界大学ランキング(Times Higher
Education:タイムズ・ハイアーエデュケーション誌作成)」と並んで世界で広く使われている大学評価指標です。

日本国内においては高校も大学も偏差値や学費で格付けされますが、海外の大学と比較するときに偏差値は使えません。そこで用いられるのが上記の評価指標で、中でも信頼できるのがQS世界大学ランキングとされています。

偏差値や学費とは違った視点で比較できるのがポイント

QS世界大学ランキングは試験や学費とは関係なく、次のような項目を評価した総合点によって大学を格付けする方法です。

学術評判:各国の学者による評価(ウェイトは全体の40%を占める)

教員と学生の比率:学生1人あたりの教員数(同20%)

論文被引用数:5年間に引用された教員1人当たりの論文の数(同20%)

雇用者の評判:卒業生の雇用者からのアンケート形式による評価(同10%)

留学生比率:学生コミュニティの多様性を測定する(同5%)

外国人教員比率:教員の多様性を測定する(同5%)

上位にランキングされることは、世界レベルの教育研究を行う高等教育機関であることの証しとなり、留学先や研究の拠点として選ばれる確率が高くなります。

2021年版は下記のようなランキングになっています。

世界大学ランキングの医学部では1位がアメリカのハーバード学で、日本の大学は東京大学が最も高くてランキングでは24位となっています。

また、下記ランキングを見ても分かるようにランキング上位5大学は全て旧帝国大学医学部となっており、やはり医学研究や教育の質の高さが分かります。

QS世界大学ランキング-Medicine部門【トップ5】

順位 大学名 区分 世界順位
1 東京大学 国立 24位
2 京都大学 国立 38位
3 大阪大学 国立 72位
4 東北大学 国立 79位
5 名古屋大学 国立 110位

【まとめ】今後も医学部の狭き門は続く。入試対策は早めに

少子化が進んで大学は「定員割れ」するところが続出しています。それなら受験生は合格しやすくなったのかというと、医学部に限っては超難関であることに変わりはありません。

旧帝大や私立御三家といわれる名門の医学部は志願者数が増え続けています。

医学部が人気の要因の1つとして、医師が景気に左右されない安定した職業であることがあげられます。

最近は医学部を目指して浪人する女子も増えていますから、ボーダーラインは押し上げられる一方です。

そうした厳しい状況をクリアするには、早めに志望の医学部を決めて計画的に準備を進めることが大切です。

 
 
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