医学部に1年で合格するための勉強法と試験対策

難関といわれる医学部に1年で合格することは容易なことではありませんが、ポイントを押さえて集中的に取り組むことで医学部に1年で合格することも夢ではありません。

実際、偏差値30からスタートして、難関大に1年で合格したという人もいます。こちらでは医学部に1年で合格するためのポイントと勉強方法について解説していきます。

医学部受験までのスケジュールを立てる

1年で合格するためにまずすべきことは、医学部受験までのスケジュールを立てること。医学部受験では英語・数学・理科の3教科を徹底的に勉強することが重要。

また国公立大学の場合は、センター試験で国語、社会も含めた全教科で9割以上の取得が必須です。

高校3年生の春〜夏にかけては、医学部受験で必須の英数理を中心に問題集を用いて徹底的な基礎固めにあてましょう。秋頃からは、模試や赤本、過去問で得点力を高める勉強を開始します。

試験科目はバランス良く、効率よく勉強

医学部に1年で合格を目指す場合、国公立大学の医学部を狙うのか、私立大学の医学部を狙うのか、両方を狙うのか、方向性を定めた上で効率的な試験対策をすることも重要。

前述したように、国公立大学の医学部に合格するためには、センター試験で全科目バランス良く9割以上の得点を取ることが必須です。

医学部を受験する人の学力レベルは当然ながら高いので、できない科目があるだけでセンター試験で足を引っ張ってしまいます。

一方、私立大学の医学部を受験する場合、国語、社会は不要な場合が多いです。

文系科目がどうしようもなく苦手で1年で克服できない、なにがなんでも医学部に1年で合格したいという場合は、私立大学の医学部に絞ることも1つの選択肢です。

私立大学に絞った場合、学費は６年間で最低でも約2,000万円、高額な大学では約5,000万円かかります。

東大などの国立大学の学費は約350万円が一般的なので、比較すると10倍近く学費に差が出ることに。

私立大学に絞るかどうかは、学費などの条件も考慮した上で慎重に決めましょう。

医学部専門予備校を活用して1年で合格を目指す

医学部に1年で合格するために、医学専門予備校に受験生も多くいます。

おすすめの参考書や体験記、テスト対策などの情報はインターネットでも簡単に取得できる時代に、医学部専門の予備校に通うことのメリットは何があるのでしょうか。

医学部専門予備校に通うことのメリットは以下です。

経験豊富な講師陣のサポートを受けることができる

医学部予備校には、二人三脚で医学部受験を乗り越えてきた経験豊富な講師陣が数多く在籍しています。

過去の合格者の体験記をみると、大人数の集団授業だけでなく、個別指導を利用していた人が多いことがわかります。

医学部受験に特化したカリキュラムを受講できる

医学部予備校とは、医学受験に特化した予備校。

一般的な予備校や塾にも「医学部専門コース」を設置しているところもありますが、1年で合格を目指す人は、専門性の高く、合格実績の豊富な医学部専門予備校がおすすめです。

整った環境で勉強できる

予備校に通う1番のメリットはこれかもしれません。合格者のブログや体験記をみていても、「家では誘惑が多いので毎日予備校で勉強していました」という声が多く見受けられます。

また、現役生にとってもそうですが、特に浪人生にとって受験勉強は孤独な戦いです。

悩みや疑問があった場合にすぐに周りの講師や同じ志を持つ受験生に相談できるという環境は、精神的な支えにもなってくれるでしょう。

まとめ

難易度の高い医学部に1年で合格するためには、効率的かつ継続的に学習する必要があります。

独学で合格するを目指すことも可能ですが、絶対に1年で合格を目指すなら、医学部専門の予備校を上手く活用することをおすすめします。