医学部とは唯一の医師国家試験の受験資格が得られる医学科を設置している学部です。

医学部とは

医学部の基礎知識

医学部とは?学科の種類や大学入試、取得できる資格や卒業後の進路

医学部とは?学科の種類はいくつある?

医学部とは
医学部といえば、真っ先に思い浮かぶのが医師になるための学科「医学部医学科」かと思いますが、医学部とは医学部医学科のことを指すのではありません。

医学部とは、大学に設置されている学部の一つで、実際には、医学科以外にも複数の学科を含む場合がほとんどです。

そこで、まずは医学部とはどんな学科がある学部なのかについてご紹介していきます。全国の国公立大学医学部を一覧表でまとめましたのでひとまずご覧ください。

全国の国公立大学医学部・学科一覧

地方 都道府 大学名 学部 学科
北海道・東北 北海道 旭川医科大学 医学部 医学科
看護学科
北海道大学 医学部 医学科
保健学科
札幌医科大学 医学部 医学科
保健医療学部 看護学科
理学療法学科
作業療法学科
青森 弘前大学 医学部 医学科
保健学科
宮城 東北大学 医学部 医学科
保健学科
秋田 秋田大学 医学部 医学科
保健学科
山形 山形大学 医学部 医学科
看護学科
福島 福島県立医科大学 医学部 医学科
看護学部 看護学科
保健科学部(仮称)
[2021年4月 設置構想中]
理学療法学科
作業療法学科
診療放射線科学科
臨床検査学科
関東・甲信越 茨城 筑波大学 医学群 医学類
看護学類
医療科学類
群馬 群馬大学 医学部 医学科
保健学科
千葉 千葉大学 医学部 医学科
看護学部 看護学科
東京 東京大学 医学部 医学科
健康総合科学科
東京医科歯科大学 医学部 医学科
保健衛生学化
神奈川 横浜市立大学 医学部 医学科
看護学科
新潟 新潟大学 医学部 医学科
保健学科
山梨 山梨大学 医学部 医学科
看護学科
長野 信州大学 医学部 医学科
保健学科
東海・北陸 富山 富山大学 医学部 医学科
看護学科
石川 金沢大学 医薬保健学域 医学類
保健学類
福井 福井大学 医学部 医学科
看護学科
静岡 浜松医科大学 医学部 医学科
看護学科
愛知 名古屋大学 医学部 医学科
保健学科
名古屋市立大学 医学部 医学科
看護学部 看護学科
岐阜 岐阜大学 医学部 医学科
看護学科
三重 三重大学 医学部 医学科
看護学科
近畿 滋賀 滋賀医科大学 医学部 医学科
看護学科
京都 京都大学 医学部 医学科
人間健康科学科
京都府立医科大学 医学部 医学科
看護学科
大阪 大阪大学 医学部 医学科
保健学科
大阪市立大学 医学部 医学科
看護学科
兵庫 神戸大学 医学部 医学科
保健学科
奈良 奈良県立医科大学 医学部 医学科
看護学科
和歌山 和歌山県立医科大学 医学部 医学科
保健看護学部 保健看護学科
中国・四国 鳥取 鳥取大学 医学部 医学科
生命科学科
保健学科(看護学専攻)
保健学科(検査技術科学専攻)
島根 島根大学 医学部 医学科
看護学科
岡山 岡山大学 医学部 医学科
保健学科
広島 広島大学 医学部 医学科
保健学科
山口 山口大学 医学部 医学科
保健学科
徳島 徳島大学 医学部 医学科
医科栄養学科
保健学科
香川 香川大学 医学部 医学科
看護学科
愛媛 愛媛大学 医学部 医学科
看護学科
高知 高知大学 医学部 医学科
看護学科
九州・沖縄 福岡 九州大学 医学部 医学科
生命科学科
保健学科
佐賀 佐賀大学 医学部 医学科
看護学科
長崎 長崎大学 医学部 医学科
保健学科
熊本 熊本大学 医学部 医学科
保健学科
大分 大分大学 医学部 医学科
看護学科
宮崎 宮崎大学 医学部 医学科
看護学科
鹿児島 鹿児島大学 医学部 医学科
保健学科
沖縄 琉球大学 医学部 医学科
保健学科

このように、医学部とは、医学科だけでなく、看護学科や保健学科などから構成されている学部であることがわかるかと思います。

筑波大学や金沢大学は学部名が「医学群」や「医薬保健学域」のように他の大学と異なっていますね。このように、全ての大学で学部や学科の名称が統一されているわけではありませんので、大学を選ぶ際に見落としの内容に確認しておきましょう。

また、上記の学科一覧表からもわかるように、看護学科や保健学科は看護学部や保健看護学部のような名称で医学部とは学部が区別されている場合もあります。

医学科以外の学科の受験を考えている方は、ぜひ上記の表を参考に目指す学科の入試情報などをご確認ください。

医学科は医師になるために必ず通る道

医学部とは

医学部とは、大学に設置されている学部の一つで医学を専門に学び医師免許の取得条件が得られる医学科が設置されています。

医学部は、国公私立のいずれの大学にも設置されていて、その数は現在80校にも及びます。(防衛医科大学を含む)総合大学及び単科大学で医学を学ぶことが可能です。

総合大学では他学部生との交流が活発だったり、1,2年時に取る教養課程では、幅広い分野から学べることが可能です。

特徴としては、他の学部と異なり医学部医学科は6年制を採用していいます
そして、医師養成過程(医学部医学科)を卒業した学生には学士(医学)の学位が授与されます。

不景気などの影響で、給与水準が高く安定した地位の医師を目指す学生は多く、少子化にも関わらず受験者数は常に増加傾向にあります。

社会人でも目指せる多様な受験制度

主な入学方法は、国公立大学では入試センター試験及び大学独自の筆記試験を受けることになります。

一方、私立大学ではセンター試験を利用している大学もありますが、大学独自の筆記試験を受けることが一般的のようです。

他にも地方国公立大学では、地域医療を活性化するために地域枠の受験枠を設けている場合もあるなど、様々な受験方法があります。

また、最近では多くの大学で筆記試験だけでなく面接試験を採用する大学が増え、ついに2020年から九州大学も面接試験を実施することに。これで、医学部を受験する際には必ず面接試験も必要になりますので、筆記試験対策だけでなく面接試験対策も必要となります。

また、医学部に入学する方法は現役での合格だけではありません。実は、他学部を卒業した既卒生や社会人対象の学士編入学の制度があります

学士編入学(学士入学)制度とは、医学部の2年次から編入することが可能なものです。

これは国公立の医学で設けられており、試験内容は一次が書類選考、二次が筆記試験、として最後に面接試験があります。
合格倍率は平均20~40倍と狭き門となっています。

医学部で取得できる資格とは

医学部を卒業したら医師になることができる!という認識をされている人は以外と多いですが、実は、医学部で取得可能な免許や資格は、以下の国家資格の「受験資格」だけです。

  • 医師
  • 看護師
  • 保健師
  • 助産師
  • 臨床検査技師
  • 細胞検査士
  • 理学療法士
  • 作業療法士

もちろん、大学を卒業したら医学博士号や学士号は取得できますが、免許や資格とは異なり、それだけで医師や看護師として働けるわけではありません。

そのため、医師になるための道のりは医学科の合格がスタートライン。入学してから医師国家資格に合格できるかまでを見据えておく必要があります。

また、大学入試の難易度予想(偏差値)と医師国家資格合格率が一致するとは限りません。せっかく難関入試を乗り越えて入学するのですから、医師になれるカリキュラムを組んでいる大学かどうか、という観点でも大学の特徴を見てみましょう。

医師になることが目標であるならば、大学を選ぶ際に、入試情報と共に各大学の医師国家資格合格率や現役合格数まで見ておくことをおすすめします。

卒業後の進路状況

ほとんどの学生が医学部医学科を卒業後、医師国家試験に挑みます。合格率平均は89~90%と毎年高い水準を維持しています。

医師国家試験に合格後、前期・後期臨床研修を計5年行い医師としてのキャリアをスタートさせる人が多いようです。

いわゆる「研修医」と呼ばれる期間です。前期は2年間の基礎研修、後期は3年間の専門分野での研修を行うことが定められています

また、医師国家試験に合格後、基礎医学などを研究するために大学院に進学し研究者や教員を目指すケースもあります。大学院に進学する際には、博士前期課程(修士課程)からではなく、博士後期課程(博士課程)からの入学が可能です。

また、理学部など他学部からも医学研究をするために医科大学の大学院に進学することは可能です。その場合は、博士前期課程(修士課程)から入学することになります。

医学部医学科は、医学について学び将来の医師を育てる学科なので、一般企業に就職する人は少なく、また門戸も狭いのが現実のようです。

海外における医学部とは?日本との違い

実は、医師になるには、海外の大学で医学部に進学し、医師免許を取得することもできます。ただし、海外の大学で医学部を卒業しても医師国家資格を受験するための受験資格は必ず取得できるわけではありません。

海外の大学を卒業して受験資格を得るには厚生労働省による審査に通過する必要がありますが、この厚生労働省による審査は、基本的には通過できる場合が多いようです。

海外の医学部に進学するメリットとは?

海外の医学部に進学するメリットには以下のようなものがあります。

  • 日本の私立大学よりも比較的安い学費である場合がある
  • 入試試験における科目数が日本よりも少ない
  • 入学難易度が日本よりも低い国がある
  • 医学と外国語(英語)を同時に学ぶことができる
  • 外国での医師免許を取得でき将来の道が広がる

海外進学のデメリットとは?

一方で、海外に進学することにはデメリットもあります。

  • 日本の医師国家資格の受験資格が得られない場合がある
  • 卒業する難易度は日本の大学よりも高い
  • 外国語(英語)で医学を勉強しなければならず、難易度は高い
  • 長い年数を海外で生活をしなければならない

デメリットとは言え、絶対に海外進学が無理というわけでもなさそうですね。何年も海外で生活することになりますが、グローバル化が進む現代においては、むしろ良い経験となりそうです。

もちろん、上記のメリットやデメリットはすべての国や大学に当てはまるわけではありませんので、あくまでも医師になる選択肢の一つとして覚えておくのがいいでしょう。

 
 
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