医学部不正入試について

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医学部は裏口入学だけでなく女子や年齢で不利になる点数調整してた不正入試が発覚。

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相次ぐ医学部不正入試が明るみに

超難関入試である医学部受験において、東京医科大学の医学部不正入試が発覚し、その後の文部科学省の緊急調査および追加訪問調査によって複数の医学部で不正入試が発覚しました。

ただし、文部科学省が自ら公表することは無く、大学側に再確認や自主公表を求めるに留めています。

現在は、東京医科大学、昭和大学、神戸大学の私立2大学および国立1大学が不正入試を認め、謝罪会見を開いています。

もともと、年齢や女性差別が疑われる入試を実施していた大学は以前から噂レベルでは存在していましたが、大学側が認めるのは初めてとなります。

現役生や1浪生、または男子学生を優遇する医学部はまだまだ出てくる可能性があり、今後は公正な入試選抜の実施が望まれます。

医学部に限らず受験では1点が合否を左右する言われており、加点が実施されていればそれだけ大きなアドバンテージを得ることになります

ここでは、現在大学側が認めた医学部不正入試について詳しく解説していきます。

東京医科大学の医学部不正入試問題

一連の医学部不正入試が明るみになった発端は、東京医科大学の不正入試にあります。

公になった理由は不明ですが、自分の子どもを合格させる代わりに文部科学省が私立大学支援事業の選定において便宜を図るという内容でした。

しかも、特定の受験生を合格させていたのはこの1件だけでなく、2018年入試では一次試験に最高49点を加算し、17名を合格させていました。

さらに、裏口入学だけでなく多浪生や女子受験生にも差別を行っていたことが発覚しています。

少なくとも2006年から点数調整を実施しており、二次試験の小論文試験で100点満点のところ、全員をまず80点満点とし、男子の現役生および1浪人および3浪人受験生は20点、男子の2浪人受験生は10点、4浪以上の男子および全ての女子受験生は0点という調整が行われていました。

つまり、学力に関係なく年齢と性別だけで最大20点差が恣意的に操作されていたということになります。

本当なら一般入試で合格水準に達していたものの医学部不正入試によって不合格となった受験生101人については、追加合格の措置を取った。

昭和大学の医学部不正入試問題

昭和大学は、東京医科大学に続いて医学部不正入試を認めました。

面接・小論文・調査書で構成されるに2次試験実施の際に、調査書で現役生10点および1年浪人生5点の加点をしていました。

2013年ごろからは実施していたと公表していますが、80点満点中の10点加点は影響も非常に大きかったはずです。

さらに、一般入試Ⅱ期(定員20名)において、同窓生の親族である受験生は優先的に合格されていたことが判明し、2018年度入試を含めて過去6年間で19名が、合格点に達していないにもかかわらず合格していたました。

ただし、昭和大学医学部医学科の男女別合格率では、医学部全81大学中2位と男子の合格率が女子の1.54倍の多さであったにもかかわらず、こちらは不正入試を実施していないと回答しています。

神戸大学の医学部不正入試問題

神戸大学医学部医学科は、国立で初めて入試不正が明らかになりました。

内容としては、兵庫県内の医師不足解消を目的に設置された地域枠において、1200点満点中25点を、出身地域によって4段階評価していた

地域別にみてみると但馬及び西播磨は25点が付与されるいっぽうで、都市部の神戸・阪神南は0点という医師が少ない場所の出身者が優遇される仕組みとなっています。

対策として2015年度まで遡って入試判定を見直すと公表しているため、追加合格者が出てくる可能性もあり、金銭的補償を行う方針だという。

また、2019年度医学部入試より、地域枠は継続して募集するものの優遇措置を止めると発表しています。

なぜ医学部不正入試が起きるのか

医学部医学科において不正入試が実施されるのには医師という職業が一因となっていることもあるようです。

まず、男子学生を優先にするのは、医師という職業は24時間365日オンコール体制で、残業や当直なども日常茶飯事だからです。

肉体的にも体力がある男性医師が医療現場では重宝されがちで、また出産や結婚などでキャリアが中断する心配がない点も男性が選ばれる理由となっています。

さらに、女性医師は外科医になる人が少なく、眼科や皮膚科などが多く、女性医師の増加によって診療科の偏りが生じてしまうことが危惧されているからです。

ただし、女性が外科医などを選ばないのは、勤務体制が過酷であることも原因であると言われているので、医療現場の労働環境改善による女性医師の活躍の場を後押しすることが求められます。

また、年齢差別を実施しているのは、医師は6年生制の学士過程を卒業し、そこから研修医として知識とスキルをさらに磨きをかける必要があるので、一人前に患者を診れるには少なくとも10年はかかります。

25歳以上で医学部合格を目指すのであれば、35歳以上となってしまうので、医師として社会に貢献できる期間がそれだけ短くなってしまいます

医療業界にできるだけ長く貢献してほしいという思いから、多浪生を嫌い現役生や1浪生を好む大学は東京医科大学や昭和大学以外にもまだまだ存在しているはずです。

昭和大学医学部が述べたように現役生や1浪生の医師国家試験合格率が高いこともこれまた要因となっています。

最後に、神戸大学医学部で実施されていた地域枠での不正入試問題では、過疎地域による医師不足という深刻な問題が露呈されています。

地域枠で入学した場合、卒業後に指定された場所で医師として9年程度働けば、在学中に貸与された学費相当額の奨学金が返済免除となります。

言い換えれば、奨学金の返済をすれば好きな地域として医師として働けるので、希望通りに医師を確保できない自治体も生じてしまっているのです。

そこで、神戸大学医学部では、地元に馴染みのある学生を優遇して入学させ、卒業後は愛着のある地元で医師として活躍してほしいという期待の表れから不正入試を実施していたようです。

実際に、大学側は医師の定着率は高かったと言っているので、それなりの効果はあったかもしれません。

ただし、これらの医学部不正入試は受験生の知り得ないところで実施されており、決して許される行為はないため、公正な入試選抜を実施するためにも募集要項などに明記しておく必要がありました。

公になった以上、今後は不正入試が実施されることはないと期待できますが、そのことで医師不足や診療科の偏在など医療業界に与える影響は少なからずある可能性は否定できません。

誰もが医療現場で活躍できるような環境作りは国を挙げて進めていくことが必要不可欠であり、医学部不正入試の抑止効果にもなります。

 

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