高度な英語力を証明できる英検は医学部受験で導入している大学もあり、準1級以上のスコアがあれば大学入学共通テスト(旧センター試験)で優遇されることも多いです。

医学部入試に英検は利用できる?受験で優遇されるのは何級からかを解説

医学部受験対策

医学部入試に英検は利用できる?受験で優遇されるのは何級からかを解説
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大学入試改革に伴い、センター試験は2020年度で終了し、今後は大学入学共通テストが新たに実施されます。

その一環で注目されたのが英語の外部検定試験の活用。

文部科学省の紆余曲折もあり、受験生には大きな混乱を招きましたが、大学入学共通テストで英語の外部検定試験の導入は見送られました

しかし、2020年度の入試でも既に外部検定試験の導入している医学部はあります。

そこで今回は、医学部受験に利用できる英検と実施大学について詳しく解説。

医学部合格のために英検取得を検討している受験生はぜひ参考にしてみて下さい。

英検(英語検定試験)とは

英検とは、日本英語検定協会が実施している「実用英語技能検定」の略であり、歴史が古く、TOEICと並び日本で最も知名度の高い英語の資格と言えるでしょう。

試験は年3回実施され、5級から始まり、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級と7つのレベルに分かれています。

英検の試験内容は「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能を測定し、合否の結果と英検CSEスコアによって結果を得ることが可能です(※5級と4級は「書く」以外の3技能)。

英検の知名度や信頼度は非常に高く、高校や大学の推薦入試の他に、海外留学や教員採用試験など、社会やビジネスにおいても高い級を持っているほど優遇されています

レベル 学校教育
1級 広く社会生活で求められる英語力 大学
準1級 社会生活で求められる英語力 高校
2級 社会生活に必要な英語力 高校
準2級 日常生活に必要な英語力 中学校
3級 身近な英語の理解と使用 中学校
4級 簡単な英語の理解と使用 小学校
5級 初歩的な英語の理解と使用 小学校

英検CSEスコアとは

英検のCSEスコアは、級の合否と一緒に2015年度からスコアも併記されるようになり、2016年度からはCSEスコアによって合格・不合格が判定されるようになっています

合格基準 リーディング リスニング スピーキング ライティング
1級 2630点 850点 850点 850点 850点
準1級 2304点 750点 750点 750点 750点
2級 1980点 650点 650点 650点 650点
準2級 1728点 600点 600点 600点 600点
3級 1456点 550点 550点 550点 550点
4級 946点 500点 500点 500点
5級 685点 425点 425点 425点

なお、医学部をはじめ大学受験では、級ではなく英検CSEスコアを判定の基準としている場合も多いです。

医学部受験に利用できる?

英検は、センター試験に代わり2021年度が実施される大学入学共通テストでは利用が延期されました。

しかし、2020年度入試でも推薦入試やセンター利用入試でも、英検が既に一部の医学部で採用されています。

したがって、英検で準1級以上など高いスコアを取得しておけば、医学部受験でも有利にできるとは言えます。

英語が得意な高校生は、受験生活が本格的に始まる前に取得しておくと、英語の負担が減ると言えるでしょう。

準1級の合格レベルがあれば、大学入試問題の英語では高得点も難しくありません。

英検の他に利用可能な外部検定試験

外部検定試験を医学部受験に導入している大学を見てみると、英検以外の検定試験も活用することが可能です。

英検以外では多いのは、TOEFLやIELTSなどの海外留学の際に利用されている国際的な英語試験が広く利用されています。

次からは英検が医学部受験で利用可能な大学を確認していくので、その際に英検以外にどんな資格試験が活用できるか一緒に確認してみて下さい。

英検が利用可能な医学部一覧

2020年度に医学部受験で英検をはじめ外部検定試験を導入した大学は下記となります。

なお、ここでは医学部受験の一般入試に特しているので、推薦やAO入試はさらに採用している医学部は増加するはずです。

なお医学部受験においての指標として英検なら準1級以上が必要と判断して良いでしょう。

国公立大学医学部

大学名 試験区分 対応 検定試験の対象
広島大学 一般前期 センター試験で英語を満点 ・英検準1級
・TEAP309
・TEAP CBT600
・IELTS5.5
佐賀大学 一般前期・後期 センター試験で英語を9割換算
※センター試験の英語(リスニングを含む)の受験は必要
・英検CSE2200
・TEAP270
センター試験で英語を8割換算
※センター試験の英語(リスニングを含む)の受験は必要
・英検CSE2100
・TEAP235
センター試験で英語を7割換算
※センター試験の英語(リスニングを含む)の受験は必要
・英検CSE2000
・TEAP220
鹿児島大学 一般前期・後期 センター試験で筆記160点以上、かつリスニングで40点以上の場合はセンター試験を満点とする ・英検準1級
・TEAP334
・IELTS5.5
上記以外の場合は、センター試験の英語得点に25%を加点 ・英検準1級
・TEAP334
・IELTS5.5

私立大学医学部

大学名 試験区分 対応 検定試験の対象
順天堂大学 一般B 25点を加点 ・英検1級
・IELTS7.0
20点を加点 ・IELTS6.5
15点を加点 ・英検準1級
・TEAP309
・TEAP CBT600
・IELTS6.0
5点を加点 ・英検2級
・TEAP225
・TEAP CBT420
・IELTS5.5
兵庫医科大学 一般B スコアが優秀な場合は加算判定を行う ・英検2級
・TEAP225
・IELTS4.0
福岡大学 センター試験利用Ⅰ期 センター試験で英語を満点 ・英検準1級
・TEAP309
・TEAP CBT600
・IELTS5.5
センター試験で英語を80% ・英検2級
・TEAP225
・TEAP CBT420
・IELTS4.0

【まとめ】外部検定試験が合格に有利になるのか

英検をはじめ、外部検定資格を導入する医学部はまだまだ多くはありません。

したがって、医学部合格を目指す高校3年生や浪人生は、英検対策を行うよりも英語の入試対策を行う方がおすすめです。

英検の出題範囲には医学部受験に不要な部分もあるので、医学部合格を目標とするなら、医学部入試の英語に即した対策をすることが効率良いでしょう。

もし、英語が得意な高校は受験生活が本格的に始まる3年生になる前に取得しておけば、その後の医学部受験対策もスムーズにできてるので効果的と言えます。

大学入学共通テストで民間の検定試験が延期になった今、英検準1級取得にこだわる必要はありません。

 
 
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