医学部入試の英語対策に役立つ最先端科学や医療をテーマにした英文記事をエースメディカルみなとみらいの峰岸先生が徹底解説。

テーマ「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」

「時事英語」特別講義

テーマ「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」
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峰岸先生が医学部入試で頻出の『時事英語』を徹底解説!

第259回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その1


皆様こんにちは。横浜にある医学専門予備校:エースメディカルみなとみらい代表の峰岸です。よろしくお願いいたします。

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ここでは新聞、雑誌などの時事英語のなかから医学部受験に出題されやすいテーマを取り上げていきます。今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。今日2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る)を読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(1)They may not be a miracle cure or a vaccine, but respirator valves from 3-D printers have helped coronavirus patients breathe a little easer in the Italian epicentre of COVID-19.

(2)Italy has thrown everything at a pandemic that has killed more than 6,000 people in just a month, more than anywhere else.

見出し

3-D printers help save lives from virus in Italy

この見出しはSVがあるのでわかりやすいですね。Sは3-D printers(3Dプリンター)で述語はhelp(手助けする)です。「何を手助けするのか」は save lives(命を救うこと)です。「何から救うのか」は from virus in Italy(イタリアのウィルスから)です。普通に訳すと「3Dプリンターがイタリアでウイルスから生命を守る手助けをする」となります。

訳:3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第1パラグラフ

They may not be a miracle cure or a vaccine, but respirator valves from 3-D printers have helped coronavirus patients breathe a little easer in the Italian epicentre of COVID-19.

この文の主語はTheyです。この記事の主語がいきなりTheyで始まっていて、前に指すものがありません。よってこの主語の中身は後から出てきます。述語はmay not be ~(~ではないかもしれない)です。~の部分はa miracle cure or a vaccine(奇跡の治療法でもワクチンでも)です。

次の部分の主語はrespirator valves (人工呼吸器のバルブ)です。これが文頭のTheyの中身です。from 3-D printersは「3Dプリンターからの)です。述語はhave helped (手助けしている)です。「誰が何をする手助けをしているのか」はcoronavirus patients (コロナウィルスの患者)がbreathe(呼吸すること)です。「どの程度手助けするのか」は a little easer(少し楽に)です。 in the Italian epicentre of COVID-19は「イタリアのコロナ感染症の震源地で」です。

訳:奇跡の治療薬でもワクチンでもないかもしれませんが、3Dプリンターから作った人工呼吸器のバルブがコロナ感染症のイタリアの震源地で患者が呼吸することを少し楽にする手助けをしています。

第2パラグラフ

Italy has thrown everything at a pandemic that has killed more than 6,000 people in just a month, more than anywhere else.

この文の主語はItaly(イタリア)で述語はhas thrown everything(あらゆるものを投入している)です。 at a pandemic は「パンデミックに」です。throw A at Bは「AをBめがけて投げる」です。atは一点をめがけるイメージです。that以下はpandemicの説明です。has killed more than 6,000 people は「6000人以上を殺している」です。in just a monthは「たった一か月で」です。 more than anywhere elseは「どこの国よりも」です。

訳:イタリアはたった一か月でどこの国よりも多い6000人の死者を出したパンデミックにあらゆる策を講じています

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いかがでしょう?今回はいまだ終息のめどが立たないコロナ感染症の記事です。ヨーロッパでも猛威を振るっていますが、その中心地のイタリアでの起きている事の報道記事です。医療に身近な科学技術が役に立っている好例です。楽しみながらこの記事を読みましょう。次回もお楽しみに。

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2020年10月28日

第260回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その2

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第3パラグラフから読んでいきましょう。
(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(3)Hospitals in the northern Italian heart of the outbreak have had to make life-and-death decisions about which patients to try and save, and which to send home.

(4)There are not enough beds, doctors, equipment — and the severe cases keep flooding in.

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第3パラグラフ

Hospitals in the northern Italian heart of the outbreak have had to make life-and-death decisions about which patients to try and save, and which to send home.

この文の主語はHospitals(病院)です。ここにin the northern Italian heart of the outbreak (北イタリアの大流行の中心の)がかかります。outbreakは「発生・出現・勃発」です。述語はhave had to~(~をしなければなりません)です。現在完了形ですから今もその状態であることがわかります。「何をしなければならないのか?」はmake life-and-death decisions(生死の決定)です。「何に対してか?」はabout which patients to try and save(どの患者に試して救うのか)やwhich to send home(どの患者を帰宅させるのか)です。「どの患者に試して救うのか」とは「病院に入院させて医療行為を行う」ということです。

訳:大流行の中心にある北イタリアの病院では、どの患者に治療を試して命を救うのかやどの患者を帰宅させるのかといった生死を分ける決定をしなければなりません。

第4パラグラフ

There are not enough beds, doctors, equipment — and the severe cases keep flooding in.

この文はthreis~構文(~がいる・ある)ですので、主語はenough beds, doctors, equipment(十分なベッド、医師、機器)です。

次の部分の主語は the severe cases(重篤な患者)で述語はkeep flooding in(流入し続けている)です。

訳:十分な病床数、医師、医療機器がありません。そして、重篤な患者が運ばれ続けてきています。

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いかがでしょう?ヨーロッパで感染者が特に多いイタリアの病院が取り上げられています。もちろんどこの地域も同じですが医師・病床・医療機器が不足していて、この感染症への対応が難しいことが書かれています。この状況にどのような局面が訪れるのでしょう。次回もこの記事を読みましょう。次回もお楽しみに。

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2020年11月04日

第261回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その3

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日は2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第5パラグラフから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(5)Italy’s death rate slowed slightly between Saturday and Monday, giving a glimmer of hope that the end is in sight.

(6)Still, the Mediterranean country registered more than 2,000 fatalities and 16,000 confirmed infections in the three-day span.

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第5パラグラフ

Italy’s death rate slowed slightly between Saturday and Monday, giving a glimmer of hope that the end is in sight.

主語はItaly’s death rate(イタリアの死亡率)で述語はslowed(緩やかになった)です。 slightlyは「わずかに」です。 between Saturday and Mondayは「土曜日から月曜日の間に」です。

次の giving a glimmer of hope that the end is in sightの部分は分詞構文ですので、主節の主語を補って、もとの文を考えるとItaly’s death rate gave a glimmer of hope that the end is in sight.となります。ここでの動詞はgave(与えた)で「何を与えたのか」はa glimmer of hope (わずかな希望)です。

「どのような希望か」はthat 以下に説明されています。よってこのthat は同格の接続詞ですから「~という・・・」と訳します。ここの部分の主語はthe end (終点)です。述語はis in sight(見えてきた)です。

訳:イタリアの死亡率は土曜日から月曜日にかけてわずかに落ち着き、終わりが見えてきたというわずかな希望を与えてくれました。

第6パラグラフ

Still, the Mediterranean country registered more than 2,000 fatalities and 16,000 confirmed infections in the three-day span.

文頭のStillは「しかし・一方で」と訳します。ここ部分の主語は the Mediterranean country(地中海の国)で述語はregistered (記録しました)です。「何を記録したのか」はmore than 2,000 fatalities (2000人以上の死者)と16,000 confirmed infections(16000人の感染者)です。「いつ記録したのか」はin the three-day span(3日間で)です。

訳:しかし、地中海沿岸の国ではこの3日間で2千人の死者と1万6千人以上の感染者を出しています。

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いかがでしょう?秋になり日本でもまた感染者が増えています。気を緩めず対策をすることが大切です。イタリアでの様子を次回もしっかり読んでいきましょう。次回もお楽しみに。

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2020年11月12日

第262回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その4

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日は2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第7パラグラフから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(7)Currently, more than 3,200 intensive care patients are receiving treatment for COVID-19.

(8)Into this unfolding disaster stepped Alessandro Romaioli, a young engineer from an Italian company called Isinnova, which specialises in 3-D printing.

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第7パラグラフ

Currently, more than 3,200 intensive care patients are receiving treatment for COVID-19.

文頭のCurrentlyは文修飾の副詞で「最近は」と訳します。次のmore than 3,200 intensive care patients(3200人以上の集中治療が必要な患者) までが主語です。

intensive care は「集中治療」です。述語はare receiving (受けています)です。「何を受けているのか」はtreatment(治療)です。「何の治療か」はfor COVID-19(コロナウィルス)です。日本では「コロナウィルス」という名称が一般的ですが、英語圏では「コビット19」と呼ばれています。

訳:最近では3200人以上の患者が集中的にコロナウィルスの治療を受けています。

第8パラグラフ

Into this unfolding disaster stepped Alessandro Romaioli, a young engineer from an Italian company called Isinnova, which specialises in 3-D printing.

この文の文頭にはIntoという前置詞があるので、後ろにある名詞とセットになってM(修飾語)を作ります。名詞はdisaster(大災害)です。unfolding は「ぞくぞくと明らかになる」という意味です。

次のstepped(進んだ)は動詞ですから、先ほどのInto this unfolding disaster(この続々と明らかになる大災害)につなげるとわかりやすいです。

次のAlessandro Romaioli(アレサンドロ・ロマイオリ)は人名ですから、ここが主語です。今までのところを整理して並べ替えるとAlessandro Romaioli (アレサンドロ・ロマイオリ)が主語でstepped into this unfolding disaster(この続々と明らかになる大災害の中に進んでいった)が述語となり、わかりやすい文になります。

Alessandro Romaioli(アレサンドロ・ロマイオリ)のうしろの部分は補足説明です。 a young engineer from an Italian companyは「イタリアの会社のエンジニア」です。 called Isinnovaは「イシノーヴァと呼ばれる」でan Italian company(イタリアの会社)にかかります。 次のwhich specialises in 3-D printingは「3Dでのプリントを専門にしている」です。

訳:続々と明らかになるこの深刻な事態に向かってアレサンドロ・ロマイオリさんは進んでいきまし。彼はイタリアの3Dプリント専門会社のエンジニアです。

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いかがでしょう?ようやくこの記事の主人公が登場しました。コロナウィルスとどのように3Dプリンターが結びつくのでしょうか?次回もこの記事を読みましょう。お楽しみに。

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2020年12月16日

第263回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その5

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第9パラグラフから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(9)The company’s usual products include earthquake sensors and bicycle parts.

(10)But that changed when a local newspaper in Brescia, where the death and infection rates are among the highest in the world, contacted Romaioli and his startup, trying to find ways to help the city’s overwhelmed hospital.

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第9パラグラフ

The company’s usual products include earthquake sensors and bicycle parts.

 この文の主語はThe company’s usual products (この会社の通常の製品)です。述語はinclude (含んでいます)です。

「何を含んでいるのか」はearthquake sensors and bicycle parts(地震センサーと自転車の部品)です。

訳:この会社の通常の製品は地震センサーと自転車の部品です。

第10パラグラフ

But that changed when a local newspaper in Brescia, where the death and infection rates are among the highest in the world, contacted Romaioli and his startup, trying to find ways to help the city’s overwhelmed hospital.

この文の主語は that(このこと)です。これはこの会社の主製品とその方向性を指します。述語はchanged (変わった)です。

「いつ変わったのか」はwhen~に書かれています。ここでの主語は a local newspaper in Brescia(ブレシアの地元新聞社)です。

このブレシアという町について補足説明が次の部分です。この部分の主語はthe death and infection rates (死亡率と感染率)で述語はare among ~(~の中にある)です。「どんな中にあるのか」はthe highest in the world(世界で最も高い)です。

先の主語と離れましたが述語はcontacted(接触してきた)です。「誰に接触したのかは」Romaioli and his startup(ロマイオリさんと新しい彼の会社)にです。「なぜ接触してきたのか」はtrying to find ways (方法を見つけるために)です。「何の方法か」はto help the city’s overwhelmed hospital(この町の制圧されてしまった病院を手助けするために)です。

訳:しかし、この会社の状況は一変しました。世界でも最も死亡率と感染率の高かったブレシアの地元の新聞がコロナに制圧されてしまった病院を手伝う方法を見つけるためにロマイオリと彼の会社に連絡が来たのです。

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いかがでしょう?地元の新聞社がコロナで崩壊してしまった病院の状況を見て何とかしようと行動するという日本ではあまり起こりえないことが展開されています。どのような動きになっていくのでしょう。次回もこの記事を読みましょう。お楽しみに。

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2020年12月23日

第264回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その6

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第11パラグラフから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(11)”They were asking if it was possible to 3-D-print Venturi valves” — a critical part of a respirator machine — Romaioli told AFP in a Skype interview from Brescia.

(12)Romaioli had no idea.

(13)①The Isinnova team went to the hospital for a closer look at the part. ➁They then drafted a blueprint for use by the 3-D printer.

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第11パラグラフ

“They were asking if it was possible to 3-D-print Venturi valves” — a critical part of a respirator machine — Romaioli told AFP in a Skype interview from Brescia.

この文の主語と述語は後半に出てきます。主語はRomaioli(ロマイオリさん) で述語はtold (話しました)です。誰にどのように話したのかはAFP(AFPの記者)に in a Skype interview(スカイプのインタビュー)で from Brescia(ブレシアから)です。

話した中身を見ましょう。発言の部分の主語はThey で、ここでは前文のa local newspaper in Brescia(ブレシアの地元新聞社)のことです。述語はwere asking(尋ねてきた)です。「何を尋ねてきたのか」はif it was possible (可能かどうか)です。「何について可能か」はto 3-D-print(3Dで印刷すること)です。「何を印刷するの)はVenturi valves(ベンチュリーバルブ)です。

この後にVenturi valves(ベンチュリーバルブ)の説明が続きます。– a critical part (重要な部分)of a respirator machine(呼吸装置の)です。

訳: 「彼らは3Dプリンターでベンチュリーバルブを作れるかどうか聞いてきたのです。このバルブは人口呼吸器の重要なパーツなのですが」とロマーオイリさんはAFPにブレシアからスカイプで話してくれました。

第12パラグラフ

Romaioli had no idea.

訳:ロマイオリさんは、どうしていいかわかりませんでした。

第13パラグラフ
第1文

The Isinnova team went to the hospital for a closer look at the part.

主語はThe Isinnova team (イシノーヴァ社のチーム)で述語はwent to the hospital (病院へ向かった)です。for a closer lookは「しっかり見るために」です。「何を見るのか」は at the part(その部分)つまりVenturi valves(ベンチュリーバルブ)のことです。

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いかがでしょう?人工呼吸器に使われるベンチュリーバルブですが、ベンチュリーマスクでも使われています。呼吸器があってもこれがないと使えないわけですね。次回もこの記事の続きを読みましょう。お楽しみに。

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2021年1月15日

第265回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その7

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第13パラグラフ第1文の続きから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(13)①The Isinnova team went to the hospital for a closer look at the part. ➁They then drafted a blueprint for use by the 3-D printer.

(14)No one was sure it would work because the margin of error for such valves is tiny.

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第13パラグラフ
第1文

The Isinnova team went to the hospital for a closer look at the part.

訳: イシノーヴァ社のチームはそのベンチュリーバルブをしっかりと観察するために病院へと向かいました。

第2文

They then drafted a blueprint for use by the 3-D printer.

この文の主語はThey (イシノーヴァ社のチーム)です。述語はdrafted a blueprint (青写真を描きました)です。for use by the 3-D printerは「3Dプリンターが使えるように」です。

訳:そして彼らは3Dプリンターが使えるように設計図を試作しました。

第14パラグラフ

No one was sure it would work because the margin of error for such valves is tiny.

この文の主語はNo one(誰もいない)で述語はwas sure(確信していた)です。「何を確信していたのか」は it would work(それがうまくいくこと)です。 

その理由は because以下にあります。この部分の主語はthe margin(余白)です。of error for such valves は「そのようなバルブに対するミスに関して」です。述語はis tiny(小さい)です。「ミスの余白が小さい」ということは「ミスがほとんど許されない」という意味ですね。the margin of errorは「許容される誤差」ということです。

訳:このようなバルブに対しての許容誤差は小さいので、うまくいくと確信の持てる人は誰もいませんでした。

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いかがでしょう?ベンチュリーバルブを3Dプリンターで作ってしまったということです。許容誤差が少ないという制約下で試作を短時間で作り上げ、病院側もそれを試用するという、緊急性とひっ迫具合が伝わってきますね。次回もこの記事の続きを読みましょう。お楽しみに。

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2021年1月22日

第266回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その8

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日は2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第15パラグラフから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(15)①”We printed four prototypes and brought them back to the hospital,” Romaioli said. ➁”And they told us they worked.”

– ‘Fantastic!’ –

(16)The Brescia hospital staff were ecstatic.

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第15パラグラフ
第1文

“We printed four prototypes and brought them back to the hospital,” Romaioli said.

この文頭はセリフの部分です。文末にRomaioli saidとありますので、会話で発言者はRomaioli(ロマイオリさん)です。

発言の内容をみると主語はWe(このチーム)で述語はprinted (印刷しました)です。「何を印刷したのか」はfour prototypes(4つの試作品)です。次のbrought them back to the hospitalは「それらを病院に持ち帰りました」です。

訳:ロマイオリさんは「私たちは4つの試作品をプリンターで作りました。そして病院にそれらを持っていきました」と話しました。

第2文

“And they told us they worked.”

この部分も先ほどのセリフの一部です。ここでの主語は theyでここでは病院側の人をさします。述語はtold us(私たちに話した)です。 次のtheyは four prototypes(4つの試作品)をさします。述語はworked(うまくいった)です。

訳:「そして病院からは試作品はうまく機能したと言われました」

小見出し

– ‘Fantastic!’ –

これは、この文以下の文をまとめた見出しですから、これを手掛かりに読み進められますね。

訳:素晴らしい!

第16パラグラフ

The Brescia hospital staff were ecstatic.

主語はThe Brescia hospital staff(ブレシアの病院スタッフ)です。述語は were ecstatic(有頂天になった)です。

訳:ブレシアの病院スタッフは大喜びでした。

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いかがでしょう?3Dプリンターで作ったバルブがうまくいき、病院側で大歓迎されているということですね。その時の状況を次回も追って読んでいきましょう。お楽しみに。

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2021年1月28日

第267回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その9


今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第17パラグラフから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(17)”They tested them on patients and the results were excellent. They told us:

(18)’Fantastic! Now we need 100 more of these’.”

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第17パラグラフ
第1文

“They tested them on patients and the results were excellent.

この部分は発言です。発言者はロマイオリです。ここでの主語はThey(病院スタッフ)です。述語はtested (テストしました)です。「誰に何をテストしたのか」はthem(ベンチュリーバルブ)をon patients(患者に)です。andの次の主語はthe results(結果)で、述語はwere excellent(素晴らしいものでした)です。

訳:「病院のスタッフはバルブを患者に使ってみて、その結果は素晴らしいものだったのです。

第2文

They told us:

この部分は先のセリフの前に置いてもよい部分です。

主語はThey(病院スタッフ)で、述語はtold us(私たちに話しました)です。

:(コロン)の後ろには病院スタッフのセリフがそのまま書かれています。

訳:病院スタッフは私に話しをしました。

第18パラグラフ

‘Fantastic! Now we need 100 more of these’.”

この部分は第17パラグラフとセットで、病院スタッフの直接の発言です。’Fantastic!は「すばらしい!」です。先の小見出しにも使われました。

次の Nowは「今」ではなく「では」と訳します。この部分の主語はwe (私たち)で述語はneed(必要です)です。「何が必要なのか」は100 more of these(これを100個以上)です。

17パラグラフとこのパラグラフでは引用符がまぎらわしいので整理します。まず全体のセリフ自体が“(ダブルクォーテーション)で囲まれています。つまりTheyからtheseまでです。発言者はロマイオリです。

そして病院スタッフのセリフ自体が‘(クォーテーション)で囲まれています。つまりFantastic!からtheseまでです。

そして時系列で考えるとスタッフが「テストしてうまくいった」とロマイオリさんに話し、その次の情報(もっと欲しい)をスタッフのセリフで表現して、この文の流れを作っています。

訳: 『素晴らしい!そしてさらに100個以上必要です』」

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いかがでしょう?その当時の状況を会話をうまく引用しながら再現する書き方ですね。しっかり読めているでしょうか?次回もこの記事の続きを読みましょう。お楽しみに。

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2021年2月04日

第268回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その10

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日は2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第19パラグラフから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(19)Mauro Borelli, the hospital director, was effusive in his praise for the printers.

(20)”Our respirator valves had run out and we no longer knew how to give oxygen to our patients,” Romaioli told the Il Fatto Quotidiano daily.

(21)”The 3-D printing saved us.”

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第19パラグラフ

Mauro Borelli, the hospital director, was effusive in his praise for the printers.

この文の主語はMauro Borelli(マウロ・ボレーリさん)です。その肩書が the hospital director(病院の統括責任者)です。述語はwas effusive (大げさなほどでした)です。「何に対して大げさなのか」はin his praise(彼に対する賞賛)です。「彼」はロマイオリさんです。 for the printersは「プリンターに関して」です。

訳:病院の統括責任者のマウロ・ボレーリさんは彼のプリンターを使った出来栄えを熱烈に賞賛していました。

第20パラグラフ

“Our respirator valves had run out and we no longer knew how to give oxygen to our patients,” Romaioli told the Il Fatto Quotidiano daily.

この部分は会話です。発言者はロマイオリさんです。発言部分の主語は Our respirator valves(私たちの呼吸器バルブ)です。述語は had run out(品切れでした)です。ここのOur respirator valves(私たちの呼吸器バルブ)はロマイオリさんのチームが病院に行って調査をしていたので、病院スタッフの一人として使っている言葉であることを意味しています。

次の部分の主語はweで、述語は no longer knew (もはやわからなかった)です。「何がわからなかったのか」はhow to give oxygen to our patients(患者にどのように空気を送るか)です。

つぎのRomaioli told the Il Fatto Quotidiano dailyは「ロマイオリさんは、日刊紙のイル・ファット・クォティディアーノ紙に話しました」です。

訳: 「呼吸器のバルブが切れてしまって、患者にどのように空気を送ればいいのかわからない状態でした」とロマイオリさんは、日刊紙のイル・ファット・クォティディアーノ紙に話しました。

第21パラグラフ

“The 3-D printing saved us.”

この部分も先の発言の続きです。

訳: 「3Dプリンターが私たちを救ってくれました」

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いかがでしょう?。どれだけこの3Dプリンターによるバルブが歓迎されていたかが読み取れますね。次回もこの記事の続きを読みましょう。お楽しみに。

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2021年2月17日

第269回 「3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る」その11

今回も「最先端科学・医療研究」の分野です。

今日は2020年5月のAFP配信の記事:3-D printers help save lives from virus in Italy(3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る))の第22パラグラフから読んでいきましょう。(注 解説しやすいようにパラグラフに記号や文ごとに番号を入れる場合があります)

3-D printers help save lives from virus in Italy

(22)Isinnova has also adapted diving masks so that they can be connected to respirators, and numerous other companies are trying to give a similar helping hand.

(23)Calzedonia, an Italian fashion brand that usually makes lingerie and hosiery, said its plants began daily production of 10,000 face masks on Monday.

3-D printers help save lives from virus in Italy
3Dプリンターがイタリアでウィルスから命を守る

第22パラグラフ

Isinnova has also adapted diving masks so that they can be connected to respirators, and numerous other companies are trying to give a similar helping hand.

この文は長いのでカンマの前後で分けましょう。前半部分の主語はIsinnova(イシノーヴァ社)です。述語はhas also adapted (応用しました)です。何を応用したのかはdiving masks(ダイビング用のマスク)です。 どのように応用したのかはso that they can be connected to respirators(それらが呼吸器につなげられるように)です。ここでのtheyはdiving masks(ダイビング用のマスク)を指します。またso that S can ~は「目的」を表し「~するために」という意味です。

後半を見ましょう。ここでの主語はnumerous other companies (他のたくさんの会社)です。述語はare trying to give ~で「~を与えようとしている」です。「何を与えようとしているのか」はa similar helping hand(同様の手助け)です。

訳:イシノーヴァ社はダイビング用のマスクを呼吸器につなげられるように応用もしました。また、他のたくさんの会社も同様の手助けを与えようとしているのです。

第23パラグラフ

Calzedonia, an Italian fashion brand that usually makes lingerie and hosiery, said its plants began daily production of 10,000 face masks on Monday.

この文の主語はCalzedonia(カルゼドニア)です。次の部分はカンマが2つあるのでいったん飛ばしましましょう。すると、said (言いました)という述語が出てきます。「何を言ったのか」はits plants(その工場)が began(始めた)ということです。

「何を始めたのか」はdaily production (毎日生産することです)何の生産かはof 10,000 face masks(1万個のマスク)です。on Mondayは「月曜日に」です。

では飛ばした部分を見ましょう。この部分は文頭のCalzedoniaの説明です。 an Italian fashion brand は「イタリアにあるファッションブランド」です。that usually makes lingerie and hosieryは「通常は下着やストッキングを作っている」です。

訳: イタリアにあるファッションブランドのカルゼドニアは、通常は下着やストッキングを作っているのですが、工場で1万個のマスクを毎日生産し始めた、と月曜日に発表しました。

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いかがでしょう?危機的な状況を皆が理解しているからこそ新しいアイディアが浮かび対処できるのですね。その輪がどんどん広がる状況は勉強になりますね。次回もこの記事の続きを読みましょう。お楽しみに。

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2021年2月26日

 
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プロフィール

峰岸敏之

早稲田大学大学院法学研究科卒業後、大手新聞社で記者を経験し、講師へ転向する。大手予備校の河合塾をはじめとした有名予備校や医学系予備校などで、英語科責任者などを担当。

15年以上に渡って高校生や高卒生を指導した経験を活かし、2013年に「絶対合格」を合言葉に医学部専門予備校、エースメディカルみなとみらいを横浜に開校。代表を務めながらも自ら英語・小論文を指導し、毎年多くの医学部合格者を輩出している。

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