医学部と学費

医学部偏差値比較ランキング※医学部の正しい選び方

医学部は高額な学費が目立ちますが大学側も奨学金や貸与制度で支援してます。

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医学部と学費

2017年度のデータによると、国公立大学の学費は、平均350万円と圧倒的に安いです。

また、慶応、順天堂、東京慈恵を始め、偏差値の高い難関大学ほど学費は安い傾向にあります。

したがって、学費の安い医学部を目指そうと思うと、それなりに高い偏差値が要求されてくることになります。

さらに、自治医科大学および産業医科大学は、授業料の貸与制度があり、卒業後ある一定条件を満たすと返済不要となります

各医学部医学科の学費について、下記では2017年度学納金を基準に掲載しています。大学によってはこの他に別途諸経費、父兄会費および全寮制の場合は寮費などが発生してきます。

学費の詳細については各大学のホームページで確認するようにしてください。なお、慶応大学および帝京大学の学費は変動がある可能性があります。

私大医学部学費ランキング(2017年度版)

順位 大学名 学費(万円)
1 国際医療福祉大学 1850
2 順天堂大学 2080
3 慶応義塾大学 2176
4 昭和大学 2200
5 東京慈恵会医科大学 2250
6 自治医科大学 2260※1
7 東邦大学 2580
8 関西医科大学 2770
8 日本医科大学 2770
10 東京医科大学 2940
11 藤田保健衛生大学 2980
12 産業医科大学 3049※2
13 大阪医科大学 3141
14 東京女子医科大学 3284
15 日本大学 3310
16 岩手医科大学 3400
16 東北医科薬科大学 3400
18 愛知医科大学 3420
19 聖マリアンナ医科大学 3440
20 東海大学 3500
21 近畿大学 3583
22 久留米大学 3620
23 獨協医科大学 3660
24 兵庫医科大学 3700
24 埼玉医科大学 3700※3
26 帝京大学 3750
27 杏林大学 3755
28 福岡大学 3774
29 北里大学 3890
30 金沢医科大学 3950
31 川崎医科大学 4550

※1実質負担額は0円
※2実質負担額は1130万円
※3その他学生会費、毛呂山会費等で260万円(6年総額)

大学によっては別途諸経費や納入金が発生するので詳細は公式サイトより必ず確認してください。

近年の私立医学部の学費値下げ合戦が難易度上昇に拍車

傾向としては、近年、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、帝京大学をはじめ学費を下げはじめた私立医学部が増え、順天堂大など値下げ効果で優秀な受験生が集まり難易度が上昇しています。

さらに、今まで3,500万円程度かかっていた私立大学医学部の授業料が、2,000万円程度で行ける大学が増えたことにより、他学部を目指していた優秀な受験生が医学部受験に流れ込んできています。

不確実な経済のもと、安定的で高待遇な医師はやはり魅力に思っている人は多く、今後この学費値下げ合戦により私立大医学部の難易度上昇と競争率アップは避けられないでしょう。

優秀な受験生を囲い込めるため、今後も学費を下げる私立医学部は増えてくると思われます。したがって、偏差値や志願者倍率などの動向に注視してください。

奨学金や貸与で学費の負担軽減可能

高額な授業料を負担する医学生向けに様々な奨学金制度が設けられています。

まずは、代表的な例として日本育英会による奨学金制度の利用を検討してみましょう。

医学部生であれば、月額16万円を6年間貸与されるので、在学中1152万円分の奨学金を借りることが可能です。

学費が2000万円前半であれば、負担額は約900万円で済むので経済的にもかなり助かりますね。

次に、大学が個別で設けている奨学金制度があります。例えば順天堂大学では、入学試験の成績が優秀な学生には初年度学費免除などの制度を設けています。

さらに、医師不足を解消するために自治体が修学資金を貸与している制度もあります

これは、卒業後に自治体で一定期間勤務することを条件として貸与する制度です。総額2000万円に相当する奨学金が多く、金銭的負担は大きく救われます。

他にも、金融機関からの教育ローンなど、教育資金の問題を解決する方法はたくさんあります。

学費だけで私立大医学部を諦めず、まずは大学の奨学金制度を調べてみることをおすすめします。

私立大学医学部の主な奨学金一覧

大学名 名称 内容 条件
愛知医科大学 奨学金貸与制度 年額300万円を貸与 ※卒業後、愛知医科大学病院で貸与を受けた期間の2倍に相当する期間勤務した場合は返済が全額免除 本学医学部の2学年以上に在籍する者
岩手医科大学 入学時学納金の減免 学納金の一部を減免 合格者のうち入試の成績が優秀な者
大阪医科大学 入学時特待制度 入学時納付金242万円が免除 前期1次試験上位100名
大阪医科大学医学部奨学金 年額およそ170万円を貸与 ※卒業後は返還猶予・免除される条件あり 人物・成績ともに優秀かつ健康で経済的理由で修学が困難な学生30名以内
金沢医科大学 特別奨学金貸与制度 1980万円を貸与(6年間) ※卒業後、同大に勤務し通算5年に達すれば返還免除 卒業後、同大に勤務し大学の発展に寄与する意思がある者
川崎医科大学 特待生 授業料相当額を給付 2年次以降、人物・成績ともに優秀な学生
関西医科大学 関西医科大学生学生奨学金 6年間、毎年100万円を限度に貸与 ※卒業後、本学指定の医師不足地域で10年間勤務した場合は返済免除 特別枠で入学
北里大学 北里大学給付奨学金制度 年学費1/3相当額を給付 家計状況の急変等により学費の支払いが困難な者で、条件を満たす者
北里大学貸与奨学金 月額5万~学費相当額まで貸与(5・6年次) 家計の急変など、経済的理由で学費の支払が困難な者が対象
杏林大学 学納金一部免除 450万円を免除 一般入試最終合格者の成績上位者10名程度
久留米大学 久留米大学奨学金(給付) 授業料および施設拡充維持料に相当する額を給付 健康で学業成績が人格良好な学生であり、学業の継続が見込まれる者及び家計急変により授業料等の納付が困難と認められた者
慶応義塾大学 医学部人材育成特別事業奨学金 第1学年~第4学年まで継続的に一人当たり年間200万円を給付 一般入試成績上位者10名
学問のすすめ奨学金 年額90万年の給付。審査により2年目以降も継続可能 経済的理由で就学が困難な人物および成績において優秀な地方出身者
埼玉医科大学 特待生 300万円を免除 ※2年次以降は成績上位3名は年間学費100万円が免除 一般入試上位6名
産業医科大学 特待生 45万円を給付 学業成績優秀者 各学年4名以内
順天堂大学 特待生 【A特待生】6年間で最大1880万円が免除
【B特待生】初年度90万円が免除
【A特待生】入学試験において成績・人物が優秀な合格者
【B特待生】入学試験において成績・人物が優秀な合格者
基礎医学研究者養成奨学金 月額10万円を貸与 4年次以降に基礎医学研究者養成プランを選択した者
昭和大学 特待生 初年度授業料を免除 選抜1期の合格者および地域別選抜の入学者
昭和大学医学部特別奨学金 5・6年次の授業料相当額を免除 4年次の成績が上位30名以内、かつ、卒業後は同大学院に進学し、修了後4年以上にわたり教育・研究・臨床に従事
聖マリアンナ医科大学 特待生 初年度540万円を免除 人物・成績面での優秀者
聖マリアンナ医科大学奨学金基金 360万円を限度に支給 ※返済義務なし 経済的理由で就学が困難な人物および成績において優秀な成績・人物・健康状態において優秀な人
東京医科大学 特待生 初年度500万円を免除 一般入試上位35名、センター利用上位15名
東京慈恵会医科大学 特待生 初年度の授業料全額免除 ※2年次以降は前年度の成績上位5名は授業料が半額免除 入学試験の成績上位5名
慈恵大学奨学生 学費の全額まはた半額を貸与 2年次より若干名
東京女子医科大学 特待生 初年度730万円を免除 ※初年度納入金880万円のうち 一般入試上位10名
東邦大学 特待制度 各学年若干名に対し、授業料のうち1人最高100万円を免除 在学生対象の特待制度※入学性を除く
東北医科薬科大学 東北地域医療支援修学資金(A方式) 6年間総額3,000万円を貸与
※卒業後、宮城県または東北5県が指定した医療期間等で医師の業務を一定期間従事(10年程度)することで、返済が免除される。
宮城県:30名
他の東北5県:5名
東北地域医療支援修学資金(B方式) 6年間総額本学から1,500万円、自治体から1,100万円~を貸与
※卒業後、東北5県が指定した医療期間等で医師の業務を一定期間従事(9年程度)することで、返済が免除される。
20名
獨協医科大学 獨協医科大学特別奨学金 年額60万円を一括給付 第2学年以上の在学生で、家計急変により学費支弁が困難である、かつ学業優秀であると認められる者
日本大学 医学部土岐奨学金 年額20万円を給付 学業成績・人物ともに優れている者
医学部永澤奨学金 年額20万円を給付 学業成績・人物ともに優れている者
医学部特定医療奨学金 月額5万円貸与 小児医療、周産期医療、救急医療の従事を志す5・6年生生
日本医科大学 特待生 初年度247万円を免除 入学試験の成績上位60名
日本医科大学新入生奨学金 初年度の学納金一部を無利子で貸与 学業に優れた経済的理由で就学が困難な学生
兵庫医科大学 兵庫医科大学特待生制度 入学手続時納付金のうち実験実習費(50万円)、施設設備費(65万円)、教育充実費(100万円)相当額を全額免除 一般入学試験の生成上位者5名
福岡大学 七隈の杜 最大960万円 一般入試の成績優秀者
藤田保健衛生大学 医学部成績優秀者奨学金制度 年額150万円(最大6年間)
※卒業後、本学病院または本学が指定した医療施設で医師の業務を一定期間従事することで、返済が免除される。
10名(入学試験成績上位者)
5名(入学後成績上位者)
※医師の資格取得後、直ちに本学病院などで働く意思のある者
学校法人藤田学園奨学金貸与制度 授業料の全額または奨学金貸与委員会で査定した金額
※卒業後返済の義務あり(無利息)
在学中において不慮の災難等による経済的理由により、修学が困難になった、品行方正、学業優秀な学生

人物および成績面で優秀な生徒や、経済的理由で就学が困難な人物・成績面で優秀な生徒を対象に各医学部では奨学金を設けて大学生活を支援しています。

奨学金には大きく分けて「給付タイプ」と「貸与タイプ」の2種類があります。

「給付タイプ」は、特待生枠で設けている大学が多く、初年度の学費が免除または一部免除になることが多いようですが、その分対象者が特に限られています。

私立大学医学部の場合、優秀な生徒は国公立大学医学部などと併願で受験している場合が多いため、他校への流出を止める目的で返済不要の給付型奨学金を設置していることもあります。

いっぽうで「貸与タイプ」は、一般的に卒業後に返済の義務が生じますが、日本育英会や教育ローンと違い無利子で給付を受けられるケースが多く負担を減らすことが可能です。

さらに、金沢医科大学の特別奨学金貸与制度のように卒業後に同大学で一定期間勤務すると返済免除となるケースもあります。

ここでは、主な奨学金を紹介しており、他にも多種多様な奨学金が各大学で設置されているので、詳しくは大学の公式サイトより確認することをおすすめします。

医学部の学費と偏差値の関係を分析

順位 大学名 学費 偏差値(順位)
1 順天堂大学 2080 67.5(3位)
2 慶応義塾大学 2176 73.25(1位)
3 昭和大学 2200 64.75(9位)
4 東京慈恵会医科大学 2250 70.5(2位)
5 自治医科大学 2260 65.75(6位)

上記の学費と偏差値の関係を見ると、全30私立大学医学部のうち授業料が安い大学は人気が高く偏差値も高いことが分かります。

いっぽう学費が最も高い川崎医科大学は偏差値57.75(30位)、次の北里大学は偏差値60.25(25位)、金沢医科大学は偏差値60(26位)と難易度は低くなる傾向があります。

したがって、金銭的余裕がある受験生は学費の高い医学部のほうが合格できる可能性は高くなるかもしれません。

ただし、大学別対策の徹底や入試問題との相性が合否に大きく影響するため、偏差値や学費だけで志望校を選ばず、総合的に判断することが重要です。

学費が一番お得な医学部は?

医学部の中には、医師である幹部自衛官や医官の育成を目的に防衛省が管轄する防衛医科大学校があります。

入学した場合は防衛省職員・自衛隊員となるため、入学金および学費は無料となる上に、給与に相当する学生手当および期末手当が支給されます

学費負担がないことに加えて給与まで支給されるので経済的事情から医学部に進学できない人でも医師の夢を実現することが可能です。

ただし、卒業後は幹部自衛官として任官し自衛隊病院や部隊などに勤務することが求められています。

仮に卒業後9年以内に退官する場合は、大学卒業までにかかった費用(最高5,021万円)を国庫に返還する義務を負ってしまいます。

また、経済的負担がないことから人気が高く偏差値は65.以上と私立大学医学部トップレベル並みの高い学力が要求されます。

防衛医科大学校の詳細

所在地 埼玉県所沢市並木3-2
偏差値 66.75
募集定員 85名
応募資格 18歳以上21歳未満(日本国籍保持者)
学費 無料
手当 月額106,700円、期末手当380,000円
退官 卒業後9年以内に自衛隊を退官する場合は最高5,021万円の経費を返還する義務を負う
入試科目 外国語・国語・数学・理科2科目・面接・身体検査

地域枠とは

医学部入試には、一般入試において地域枠と呼ばれる定員枠が別途設けられています。

これは、離島・僻地など地域医療における医師不足を解消させるために大学と自治体が協力して医師を養成することを目的としています。

1997年に札幌医科大学および兵庫医科大学で実施されたのが始まりであり、当初は地元出身の地域医療を目指す受験生を対象に導入されました。

2014年には、2大学で実施されていた地域枠が国公立・私立あわせて68大学まで拡大しており、総定員数は9000名を超えています。

なぜ、地域枠が必要になってくるかというと、離島や過疎地域は医師の確保が難しいうえ、2004年から開始された臨床研修制度は、自由に研修先の病院を選べるようになったため、他県出身者を中心に大学病院に残らず県外へ出ていく学生が増えたことにあります。

最初は地元出身者に限定されていた募集が多かったものの、最近では県外の受験生でも応募できる地域枠も増えてきています

地域枠に合格した場合、一般的に学費の貸与を行う代わりに卒業後の一定期間は、決められた地域で医師として活動すれば奨学金の返済が免除となります。

したがって、学費が高額な私立大学医学部でも地域枠で入学すれば、経済的負担を抑えることが可能となるため、地域医療に興味がある受験生だけでなく、学費の高さがネックとなって私立大学医学部を敬遠している受験生にもおすすめです。

ただし、地域枠で入学したにもかかわらず、卒業後に決められた場所で一定期間働くことを辞退した場合は、貸与された奨学金を返済しなければなりません。

しかも、日本学生支援機構よりも高い金利での返済となるケースが多いため注意が必要となります。

新設された東北医科薬科大学は、東北地方の医師不足解消を目的に設立された医学部でもあるため、地域枠の定員も55名と充実しています。

最後に地域枠と言っても制度や条件・出願資格など大学や自治体によって様々であるため、募集要項をしっかりと注意して確認することが重要です。

もちろん、浪人生であっても多浪でなければ地域枠へ出願することも可能なのでぜひ各大学の地域枠をチェックすると良いでしょう。

 

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