国公立大学医学部の偏差値

医学部偏差値比較ランキング※医学部の正しい選び方

国公立大学医学部医学科の偏差値を2大予備校のデータを基に紹介しています。

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国公立大学~医学部医学科偏差値ランキング~(2018年度入試)

偏差値の算定は、大手進学予備校である河合塾駿台の2大予備校の数値を用いて平均化しています。

他にも東進やベネッセなどもありますが、医学部受験生の多くが受験し、また医学部予備校でも受験させている河合塾と駿台の偏差値が信頼性は高いと考え用いています

また、偏差値はあくまで参考であり、偏差値がクリアできるかと言って合格できる保証はなく、志望校対策と本番での出来が合否に影響してきます。

医学部の偏差値を参考にする際は、河合塾と駿台の模試を受験して自分の偏差値が判定されているほうが、他校の偏差値と比較するよりもより正確性が増して参考になります。

一般入試(前期)

順位 大学名 河合 駿台 平均
1 東京大学 72.5 78 75.25
2 京都大学 72.5 77 74.75
3 大阪大学 70 73 71.5
4 東京医科歯科大学 70 71 70.5
5 千葉大学 70 69 69.5
6 神戸大学 70 68 69
7 名古屋大学 67.5 70 68.75
7 九州大学 67.5 70 68.75
9 奈良県立医科大学 70 67 68.5
10 東北大学 67.5 69 68.25
11 京都府立医科大学 67.5 68 67.75
11 広島大学 67.5 68 67.75
11 大阪市立大学 67.5 68 67.75
14 横浜市立大学 67.5 67 67.25
14 岡山大学 67.5 67 67.25
14 筑波大学 67.5 67 67.25
14 北海道大学 67.5 67 67.25
18 名古屋市立大学 67.5 66 66.75
18 長崎大学 67.5 66 66.75
18 三重大学 67.5 66 66.75
21 熊本大学 67.5 65 66.25
21 岐阜大学 67.5 65 66.25
21 山口大学 67.5 65 66.25
24 金沢大学 65 67 66
25 滋賀医科大学 65 65 65
25 和歌山県立医科大学 65 65 65
25 新潟大学 65 65 65
25 富山大学 65 65 65
29 弘前大学 67.5 62 64.75
29 愛媛大学 67.5 62 64.75
31 浜松医科大学 65 64 64.5
31 信州大学 65 64 64.5
33 福島県立医科大学 67.5 61 64.25
34 群馬大学 65 63 64
34 徳島大学 65 63 64
34 鹿児島大学 65 63 64
34 香川大学 65 63 64
34 高知大学 65 63 64
39 札幌医科大学 62.5 65 63.75
40 鳥取大学 65 62 63.5
40 宮崎大学 65 62 63.5
40 大分大学 65 62 63.5
40 福井大学 65 62 63.5
44 旭川医科大学 65 61 63
44 島根大学 65 61 63
44 佐賀大学 65 61 63
44 琉球大学 65 61 63
44 山形大学 65 61 63
49 秋田大学 60 61 60.5

最高学府である東京大学をトップに旧帝大学や旧制医科大学など歴史ある大学の偏差値が高くなるのが国公立大学医学部の特徴です。また、それ以外でも首都圏や都市部の医学部は人気が高く偏差値も上がります。いっぽう、地方の国公立大学医学部は都市部に比べて人気が劣るので偏差値も下がる傾向がありますが、国公立を目指す人にとっては穴場となるもも多いです。

一般入試(地域枠・県民枠)

順位 大学名 種別 河合 駿台 平均
1 大阪市立大学 地域枠 67.5 68 67.75
大阪府枠 67.5 68 67.75
2 筑波大学 地域枠 67.5 67 67.25
茨城枠 67.5 67 67.25
2 横浜市立大学 地域枠 67.5 67 67.25
茨城枠 67.5 67 67.25
4 三重大学 三重県枠 65 66 65.5
5 和歌山県立医科大学 県民枠 65 65 65
5 札幌医科大学 北海道枠 65 65 65
7 高知大学 地域枠 65 63 64
7 香川大学 地域枠 65 63 64
7 群馬大学 地域枠 65 63 64
10 弘前大学 青森県枠 65 62 63.5
10 鳥取大学 地域枠 65 62 63.5
12 福島県立医科大学 地域枠 65 61 63
12 島根大学 県内枠 65 61 63
14 山形大学 地域枠 62.5 61 61.75

地域枠は、奨学金が貸与されながら学べるので大学生活の経済的負担は非常に軽くなります。しかも卒業後は一定期間指定された医療機関で働くと返済免除となるので、卒業後の進路に自由がないものの人気は高いようです。実際、偏差値を見てみると一般入試と難易度に大差がありません。地域枠は受験資格が県内出身者に限られるため競争倍率は低いですが、その分定員も少ないので一般入試同様にしっかりとした対策が必要となります。地元の医学部進学を希望し、将来は地元に貢献したいと思っている受験生にはおすすめです。

山梨大学医学部医学科は後期試験のみ実施

山梨大学医学部は前期日程の試験を実施せず(2010年廃止)、後期日程のみの募集を行う珍しい大学です。

医学部医学科の入試は後期日程を廃止して前期日程だけの実施となる大学が増えているなか、偏差値上位ランクの医学部のなかでは貴重な存在となりつつあります。

しかし、この試験制度のおかけで前期試験を失敗した優秀な受験生の獲得に成功しているのも事実です。

ちなみに山梨大学医学部医学科の偏差値は、河合塾で偏差値70となっており千葉大学医学部の後期と同じ難易度を誇っています。

山梨は東京の隣県でもあるため、交通アクセスの良さや地理的な観点から関東圏の受験生にも人気が高いうえに、東大理三をはじめとした旧帝大などトップ国立大学医学部が不合格だったレベルの高い受験生が流れてきます。

学力勝負のところがあり再受験生にも寛容な傾向にあるため、国立で学費の安い当大学を目指す受験生も少なくありません。

ただし、昔から他学部を含めて進級判定に厳しいことで有名な大学であり、ストレートで卒業するのが非常に困難な大学の1つと言われています。

平成29年度一般入試結果
募集人員 志願者数 第一段階選抜
合格者数
受験者数 合格者数
90名 1620名 901名 335名 90名

奈良県立医科大学および岐阜大学医学部の偏差値が高い理由

奈良県立医科大学医学部医学科は、郊外公立大学で旧制医学専門学校でありながら偏差値は、旧帝大に匹敵する難易度を誇っています。

また、岐阜大学医学部医学科も、地方にある旧制医学専門学校であるにもかかわらず、旧制医科大学の偏差値に匹敵する難易度を誇っています。

これは、両大学は後期偏重型の入試制度を採用しており、前期の募集定員が極めて少ないのが偏差値や難易度上昇の一因となっています。

奈良県立医科大学の前期定員は22名で後期試験53名と、後期試験で倍以上の定員を募集しています。

前期の募集定員は20名台と全国最少で競争率が高くなるため、偏差値が必然的に高くなっています。

後期試験も、関西地区にある大阪大学や京都大学の前期不合格者が受験する傾向にあるため難易度は非常に高いです。

岐阜大学に至っても、前期の定員はわずか32名(後期35名)と全国の医学部と比較してお少ない募集定員となっています。

また、センター試験の比重が小さいため、センター試験で失敗した優秀な受験生が流れ込む傾向があり偏差値を押し上げている結果になっています。

両大学は募集人数が少ない、そして優秀な受験生が流れてくることから偏差値上昇の影響を受けやすい大学となっています。

奈良県立医科大学の平成30年度一般入試結果
募集人員 志願者数 受験者数 合格者数
22名(前期) 201名 167名 22名
53名(後期) 929名 336名 59名
岐阜大学の平成30年度一般入試結果
募集人員 志願者数 受験者数 合格者数
32名(前期) 388名 336名 33名
35名(後期) 898名 185名 37名

名古屋大学や山形大学医学部は偏差値以上に難易度が高い可能性あり

名古屋大学と山形大学の医学部入試では、偏差値上位の東京大学及び京都大学と同じく国語が出題されています。

理系科目中心の二次試験対策を行うなか、文系科目である国語の受験対策が別途必要となるため余計に勉強時間を割く必要があります。

山形大学の偏差値は国公立大学医学部の中では下位ですが、国語の対策が必要となるので他の大学よりも難易度は上がると言えます。

逆を言えば国語が得意な受験生は、対策が不十分になりがちな国語を設ける医学部のほうが難易度は下がるかもしれません。

つまり、偏差値だけでは容易に思えるような医学部でも、受験科目によって難易度が異なってくるので注意が必要です。

偏差値は受験科目によって算出されているので、科目数が多いとどうしても平均値が下がり偏差値が低く算定されがちです。

英語と数学が得意な受験生が二次試験に理科科目のない医学部を選んだ方が偏差値は上がるように、偏差値が同じでも個人によって難易度が異なるのはこのためです。

偏差値は、医学部の難易度を大枠で把握するために便利なデータですが、志望校決定の際には、出題科目配点比率など、自分の学力を十分に発揮できる入試を実施じしている大学を選ぶことが重要となります。

二次試験で国語がある大学
東京大学 京都大学 大阪大学 名古屋大学 山形大学

面接試験が唯一ない名門九州大学医学部

旧帝大をルーツに持つ九州大学医学部の難易度は全国区であり、70近い偏差値がないと合格が難しいとされる超難関医学部です。

受験生から人気が高い理由の1つとして医学部で唯一面接試験を実施していないことがあげられます。

特に年齢を気にする医学部再受験生にとっては非常に魅力的な大学であります。

数年前までは面接試験を導入していない医学部は複数ありましたが、2018年度から東大理三が面接試験を導入したのを機に九州大学医学部だけとなりました。

しかし、医学部全体の傾向としては面接重視が広がっており、将来的には九州大学医学部も面接試験が取り入れられると予想されています

なぜ、面接試験が重視され始めたかと言うと、医師に必要な判断力や表現力あるいはコミュニケーション能力などは筆記試験では見極めることができないからです。

そのため、私立大学では複数回の面接機会を設ける医学部も出始めているほどです。

医学部受験ブームに伴い腕試し感覚で受験する学生も増えており、本当に医師になりたい人あるいは医師の素質がある人を見極めたい大学の意向が反映されていることもあるでしょう。

面接試験が苦手な人で九州大学医学部を目指す人は、なるべく早く合格しないといずれ面接試験を受験しなくてはならなくなるかもしれません。

文系出身者におすすめ!?英語重視の医学部

医学部は理系学部ですが、医師になるための唯一の道となっているため文系の人も再受験等で目指す人が少なくありません。

国公立大学医学部の場合は、センター試験が必須となるため文系・理系に関係なく幅広い科目を学習しなければならないうえ、偏差値が非常に高いので苦手科目を作らず全ての教科で高い得点を確保しなければなりません。

それでも理系の受験生に比べると理科科目に苦手意識を持つ人は少なくなく、いっぽうで英語などを得意とする文系出身者も多いのではないでしょうか。

そんな英語が得意な文系出身者が高い得点を出しやすい入試制度を採用している国立大学があります。

それは、秋田大学、島根大学、徳島大学、宮崎大学の国立大学医学部となります。

この4大学は、二次試験で理科科目がなく英語と数学を中心に面接試験を実施しているため、理科がどうしても苦手な受験生でも英語と数学で勝負することが可能です。

なお、鳥取大学医学部も長らく理科科目がありませんでしたが、2018年度から二次試験で理科科目が復活しているので、今後は理科科目が導入される可能性も高く注意が必要です。

もちろん、センター試験では理科科目を受験するのはもちろん、医学部に入学後は理科科目ができて当たり前で授業は進んでいくので覚悟しておく必要がありますが、医学部合格というスタートラインに立つ意味では、英語を武器に受験を有利に進めることができます。

また、理科科目が実施していない医学部は地方国立大学が多く、偏差値も手ごろで受験しやすいのが特徴です。

大学名 偏差値 英語 数学 面接
秋田大学 60.5 100点 100点 200点
島根大学 63 200点 200点 60点
徳島大学 64 200点 200点 非公開
宮崎大学 63.5 300点 300点 非公開

国公立医学部の偏差値動向

志願者倍率20倍・30倍が当たり前の競争率が高い私立医学部に対して、国公立医学部は偏差値が非常に高いのが特徴です。

上位層は偏差値70を超えており、偏差値65以上の大学が半数以上を占める非常に高度な学力が必要になってきます。

これは、6年間総額の学費が300万円程度と、3000万円から4000万円がかかる私立医学部に比べて圧倒的に安いのが大きな要因となっています。

一般的なサラリーマン家庭では私立医学部の学費は負担が大きいため、国公立医学部を目指す受験生がたくさんいます。

また、地方では県内トップの公立高校へ進学し、地元の国立医学部に入学することが昔から優秀な学生たちの間で王道とされているため、地方の国立医学部でも高い偏差値が維持されています。

しかし、自治医科大学や産業医科大学など学費が全部または一部免除により、経済的負担を抑えられる私立大学もあります

医学部に合格するのは非常に難しいため、経済的事情で国公立に絞っている受験生も上記大学を挑戦して選択肢を広げることをおすすめします。

また、近年では医師不足を解消するために自治体が貸与する返済不要の奨学金も増えています。

順天堂大学をはじめ多くの医学部で設置されているので、興味がある方は詳しく確認してみると良いでしょう。

ただし、自治医科大学なども同じですが、卒業後は一定期間指定された地域・医療機関で医師として従事する必要があるため事前に給付条件など忘れずに確認しておきましょう。

国公立医学部の志願者倍率ランキング(2018年度入試結果)

一般入試(前期・一般枠)

順位 大学名 定員 志願者数 志願者倍率
1 岐阜大学 32 388 12.1
2 旭川医科大学 40 437 10.9
3 奈良県立医科大学 22 201 9.1
4 鳥取大学 65 567 8.7
5 名古屋市立大学 70 599 8.6
6 弘前大学 65 534 8.2
7 宮崎大学 50 386 7.7
8 秋田大学 55 400 7.3
9 長崎大学 76 518 6.8
10 広島大学 75 494 6.6
11 琉球大学 70 437 6.2
12 滋賀医科大学 75 446 5.9
13 島根大学 55 319 5.8
14 佐賀大学 50 292 5.8
15 山口大学 60 337 5.6
16 福島県立医科大学 42 222 5.3
17 三重大学 75 398 5.3
18 大分大学 65 342 5.3
19 富山大学 60 310 5.2
20 札幌医科大学 75 367 4.9
21 信州大学 100 482 4.8
22 鹿児島大学 69 328 4.8
23 東京大学 97 450 4.6
24 新潟大学 85 387 4.6
25 山形大学 75 332 4.4
26 愛媛大学 40 171 4.3
27 東京医科歯科大学 82 344 4.2
28 金沢大学 84 356 4.2
29 香川大学 59 249 4.2
30 福井大学 55 223 4.1
31 筑波大学 82 319 3.9
32 大阪市立大学 95 364 3.8
33 東北大学 110 401 3.6
34 北海道大学 97 341 3.5
35 横浜市立大学 85 286 3.4
36 熊本大学 95 319 3.4
37 浜松医科大学 75 248 3.3
38 京都大学 102 333 3.3
39 千葉大学 97 312 3.2
40 名古屋大学 90 285 3.2
41 神戸大学 92 290 3.2
42 岡山大学 98 295 3
43 京都府立医科大学 100 288 2.9
44 九州大学 111 326 2.9
45 和歌山県立医科大学 64 182 2.8
46 徳島大学 72 202 2.8
47 群馬大学 73 196 2.7
48 大阪大学 100 239 2.4

※鳥取大学、山形大学、筑波大学は地域枠含む

※横浜市立大学は地域枠・診療科枠を含む

志願者倍率は例年同じではなく、昨年度の競争率が高い医学部は今年受験生が回避する傾向があるため、競争率が下がるケースが多く見受けられます。ということは、昨年度の競争率が低い医学部は、今年は受験生が集まる傾向があると同様に言えます。医学部の偏差値が同じくらいの場合、去年の競争倍率が例年以上に高い場合は、その医学部は穴場となる可能性があります。ただし、人気が高い又は定員数が少ない医学部は競争倍率が例年高いケースもあるため、複数年チェックすることをおすすめします

東大他学部と偏差値比較

よく医学部医学科に合格できる偏差値があれば東大にも行けると言われていますが、実際はどうなのでしょうか。

ここでは、医学部の偏差値と東大の偏差値を比較してみたいと思います。

学部 日程 センター試験得点率 偏差値
文科一類 前期 88% 70
文科二類 前期 88% 67.5
文科三類 前期 88% 67.5
理科一類 前期 90% 67.5
理科一類 前期 90% 67.5

【※参考:河合塾】

東大の偏差値と、上で紹介している河合塾の偏差値とを比較してみると、28大学の偏差値が67.5以上となっています。

したがって偏差値だけで見ると、半数以上の医学部に行ける学力があれば東大他学部にも合格できる学力を有するということになります。

ただし、試験科目や配点比率が異なるため必ずしもそうとは言えず、偏差値67.5以下の医学部でも東大より難易度が高いこともあるので注意が必要です。

偏差値と医師国家試験合格率は比例しない

医学部の中で最も難しいのは東京大学理科三類で非常に優秀な生徒が集まるからといって医師国家試験合格率が100%とは限りません。

むしろ東京大学理科三類の医師国家試験合格率(第110回)は89.3%と、平均91.5%より低い結果となっています。

ちなみに医師国家試験合格率トップは自治医科大学と和歌山県立医科大学の99.1%となっています。

特徴的なのは偏差値と医師国家試験合格率は全く比例していないとうことです。

これは、私立大学医学部に多く見受けられるのですが、医師国家試験合格率は受験生や世間にアピールできる格好の材料となるからです。

医師国家試験合格率が低ければ、印象も悪くなり受験生も集まらなくなって学校運営に悪影響を及ぼしてしまいます。

そこで、国家試験の合格率を上げるために進級判定を厳しくするケースも多く、進級が難しい医学部が出てきてしまうのです

国公立大学医学部の場合は留年しても学費が安いためそこまで問題はなりませんが、私立の場合は留年で退学してしまう人もいます。

医学部は偏差値だけでなく、進級状況も踏まえて志望校選びを行うことをおすすめします。

第110回医師国家試験 大学別合格率TOP10

順位 大学名 合格率(%) 国公立・私立 偏差値
1 自治医科大学 99.1 私立 65.8
和歌山県立医科大学 99.1 公立 66.3
3 東京医科大学 98.5 私立 64.8
4 順天堂大学 98.2 私立 67.5
東京慈恵会医科大学 98.2 私立 70.5
6 横浜市立大学 97.8 公立 67.3
7 日本大学 97.5 私立 62
8 福島県立医科大学 97.2 公立 63
9 千葉大学 96.6 国立 69.5
10 札幌医科大学 96.2 国立 65

旧帝・旧制医科大は地方国立でも人気が高い

医学部受験生が志望校を選ぶうえでよく注目されるのが医学部の系譜です。

医学部としての歴史が古い大学ほど、研究や教育面で他校より実績が高く教授陣を数多く他大学に輩出していたり、OB、関連病院が豊富だったりするため、卒業後の就職や出世に有利とう考えがあるからです。

しかし、臨床研修制度が必須化されている現代では、研修を受けたい病院を自ら選べるようになったため、大学名よりも在学中の成績のほうが重視されるようになってきています

また、入学者の年齢に寛容でない医学部があったり、現役・一浪に入学者をシフトさせている大学が増えてきているので、1年でも早く合格することが重要となってきています。

それでもやはり歴史や伝統のある旧帝大や旧制医科大は依然として人気が高く、地方の国立大学でも偏差値は高い傾向があります。

学費の安い医学部に優秀な受験生が集まる傾向にある私立大学とは違った特徴が国立大学医学部にはあります。

系譜 大学 偏差値 順位
旧帝大 東京大学 75.8 1位
旧帝大 京都大学 74.8 2位
旧帝大 大阪大学 72.8 3位
旧制医科大 千葉大学 69.5 5位
旧帝大 名古屋大学 69.3 6位
旧制医科大 京都府立医科大学 69.0 7位
旧帝大 九州大学 68.8 8位
旧帝大 東北大学 68.3 9位
旧帝大 北海道大学 67.3 13位
旧制医科大 岡山大学 67.3 13位
旧制医科大 長崎大学 66.8 18位
旧制医科大 熊本大学 66.3 20位
旧制医科大 金沢大学 65.5 26位
旧制医科大 新潟大学 65.0 28位

国公立医学部をセンター試験予想得点率で比較

セ試得点率 大学(前期日程)
94% 東京
91% 東京医科歯科、京都、大阪
90% 千葉、名古屋、神戸
89% 北海道、横浜市立(一般・地域枠)、大阪市立(一般枠・地域枠)、岡山、広島
88% 筑波(一般、地域枠)、新潟、金沢、名古屋市立、京都府立医科、九州
87% 東北、岐阜、滋賀医科、和歌山県立医科(一般枠・地域枠)、鳥取(一般枠、地域枠)、島根(一般枠・地域枠)、徳島、香川(地域枠)、鹿児島
86% 札幌医科(地域枠)、山形、群馬、信州、富山、福井、浜松医科、三重(一般枠・地域枠)、奈良県立医科、山口、香川(一般枠)、愛媛、佐賀、長崎、熊本
85% 札幌医科(一般枠)、秋田、群馬(地域枠)、高知(一般枠・地域枠)、大分、琉球
84% 旭川医科、弘前(一般枠)、山形(地域枠)、福島県立医科(一般枠・地域枠)、宮崎
83% 弘前(地域枠)
セ試得点率 大学(後期日程)
95% 東京医科歯科
93% 名古屋
92% 千葉、広島
91% 岐阜、奈良県立医科
90% 浜松医科、三重、鳥取、香川、愛媛
89% 旭川医科、秋田、山形、山梨、富山、福井、山口、佐賀、宮崎、鹿児島
88% 福島県立医科、琉球

河合塾が公開している2017年度の験難易度予想ランキング表を参考にセンター試験の得点率をまとめると、最低でも83%の得点率が必要になってきます。

後期日程においては、定員数も少ないためより高い得点率が必要なうえ、レベルを下げて出願してくる受験生が多いため、非常に難易度が高くなります。

通常、国公立医学部に合格する受験生はセンター試験で90%以上は取ってくるため、80%台の大学を目指す場合でも90%以上を目標に対策することが重要です。

また、大学によっては地域枠が若干ですが一般枠よりも得点率が低いケースが見受けられます。

地域枠の場合、卒業後の進路が制限されてしまいますが、僻地・地域医療に従事することは医師としてのキャリアを積むうえで決して無駄ではありません。

奨学金などが充実している場合もあるので、積極的にチャレンジしていくことをおすすめします。

以上のように、偏差値およびセンター試験得点率は大学間で拮抗しており、甲乙つけがたいのが医学部入試の特徴です。

そのため、志望校対策および配点比率が自分にとって有利な医学部を選ぶことが短期合格へのカギとなってきます。

国公立医学部の偏差値が高いのは入試問題が難しいからではない

国公立大学医学部は偏差値が非常に高く、慶應や慈恵会など一部を除き私立大学医学部よりも難関だと言われています。

これは、国公立大学医学部の入試問題が難しいためより高度な学力が必要という訳ではなく、入試制度の違いにあります。

私立大学医学部の場合、大学ごとに入試日程が異なっているため併願受験により複数校を受験することが可能です。

受験生によっては5校以上の医学部を受験する人も多く、合格できる可能性は広がり、本命ではなくてもどこかの大学に合格できる可能性が高まります。

しかも、私立大学医学部は合格しても全員が入学するとは限らず、国公立や本命である他の私立大学に入学するケースがたくさんあります。

そのため、私立大学医学部では補欠合格という制度を取り入れており、入学辞退者が出た場合は補欠合格者の中から繰り上げ合格者を選び入学者数を確保しています。

いっぽう、国公立大学医学部の場合は、前期・後期試験という区別はありますが、全ての大学が同じ日に入試を行うため併願ができません。

つまり、国公立大学医学部に行きたい人は1度きりのチャンスをものにしなければならないのです。

前期不合格の場合は、後期試験がまだ残されていますが、前期に比べて定員も少なく難易度は高くなると同時に、最近は後期試験を廃止する国公立大学増えているので前期不合格の場合はより厳しい競争を勝ち取る必要があります。

次に、私立大学医学部の場合は理系科目と英語に特化して対策すれば良いのですが、国公立大学医学部ではセンター試験対策を別途行う必要があります。

センター試験は、理系科目だけでなく国語や社会も対策する必要があり、しかも国公立医学部を目指すのであれば90%の得点率が必要になるため、文系科目も疎かにすることができません。

ただでさえ学習範囲が広いのに文系科目まで余分に対策する必要が出てくるため、国公立二次試験の英語・数学・理科の対策に充てる時間が削られてしまいます。

以上のことから、国公立大学医学部は科目数の多さと一発勝負という制約があるため、偏差値が自ずと高くなり私立大学医学部と比較すると難易度は上がってしまいます。

高度な学力も必要ですが、過去問対策やセンター試験対策のタイミング・学習方法など効率よく対策していく必要があるため、国公立大学医学部を目指す人は医学部予備校でも国公立の専用コースを用意している実績豊富な予備校を選ぶことをおすすめします。

国公立大学志望者の予備校選び

医学部の中でも多くの受験生が志望する国公立大学は多科目を学習しなければならないこともあり非常に高い難易度を誇ります。

どの予備校を選ぶかも合否に直結すると言っても過言ではありません。

文系科目や応用問題への対応、面接試験対策といった医学部受験では後手に回りそうな科目についても徹底した対策を行ってくれる予備校を選びましょう。

センター試験では国語や社会といった科目も高得点を取らないと難しく、理系科目に注力してしまい文系がおろそかにならないよう指導してくれる予備校がおすすめです。

面接試験も非常に重要であり、志望理由や将来どういった医師になりたいのか目標を明確に定めておく必要がありますが、国立大学へ数多くの合格者を輩出している予備校のほうがノウハウや情報量も豊富でおすすめです。

単科で授業を受けることができる予備校も、自分が苦手としている科目を中心に鍛えなおすことができるため、苦手科目克服やレベルアップしたい科目を徹底的に学ぶことができます。

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国公立大医学部合格率70%

野田クルゼ

野田クルゼは、早稲田アカデミー系列の医学部予備校として40年以上にわたる伝統と豊富な合格実績を誇っており、親子2代にわたって通う受験生も少なくありません。

医学部入試を知り尽くしており、最短距離で医学部合格を実現させるためのノウハウを有しています。

2015年春からは国公立大学医学部進学を目標とする「国立医進コース」を開講しており、2016年度入試では国公立大学医学部合格率70%という驚異の実績をあげています。

また、東京医科歯科大学や東北大学などトップレベルの国立大学医学部へも合格者を輩出しているのが特徴です。

選抜認定制度を設けており優秀な生徒は学費の一部免除が受けられるため、経済的負担を抑えながら国公立を目指すことが可能です。

2018年入試 国公立医学部合格者数

東京医科歯科大学 3名 群馬大学 3名
東北大学 2名 千葉大学 2名
横浜市立大学 1名 筑波大学 1名
岐阜大学 1名 山梨大学 1名
愛媛大学 1名 佐賀大学 1名
福島県立医科大学 1名 長崎大学 1名
琉球大学 1名 山梨大学 1名

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偏差値で一喜一憂しないこと

大手予備校が実施する模擬試験の偏差値は、受験者数も多く志望校を選ぶうえで参考になりますが、規模が小さい場合は数字もあまり参考になりません。

全国の医学部受験生が挑む3大予備校などの規模の大きな模擬試験を受けることで、ある程度の自分の立ち位置と合格の可能性を知ることが可能です。

校内模試が全然無意味というわけではなく、校内模試は自分の理解度を確認できると同時にクラス仲間と競争し合うことでモチベーションアップにつながり学力向上につながるからです。

ただし、大手予備校の模擬試験でも偏差値ばかりに固執するのは注意が必要です。

模擬試験の難易度や科目選択によっても偏差値結果は変わってくるので、模試の偏差値や判定結果で一喜一憂せず、まずは模試結果から自分の弱点分野や間違った理由を明確化して対策していくことが重要です。

A判定であっても志望校に合格できない受験生はたくさんおり、本番では何が起こるか分かりません。

模試の成績が良かったからと安心せずに、最後の最後まで志望校対策を怠らずに徹底していき、本番で実力を最大限に発揮させることが合格へとつながります。

ただし、秋頃の模試で志望校がE判定である場合は、合格率は20%未満のうえ残された時間もわずかなため、志望校のランクを下げることをおすすめします。

判定 E D C B A
合格可能性 0~20% 20~40% 40~60% 60~80% 80%~

国公立医学部に強い高校

順位 校名 所在地 公立/私立 医学科合格者数 偏差値
東海 愛知 私立 109名 75
兵庫 私立 95名 79
洛南 京都 私立 84名 73
ラ・サール 鹿児島 私立 82名 76
久留米大付設 福岡 私立 60名 75
開成 東京 私立 59名 77
青雲 長崎 私立 58名 73
智辯学園和歌山 和歌山 私立 56名 73
東大寺学園 奈良 私立 53名 77
10 熊本 熊本 公立 52名 73
11 四天王寺 大阪 私立 50名 72
12 札幌南 北海道 公立 48名 71
13 仙台第二 宮城 公立 47名 71
14 愛光 愛媛 私立 45名 74
15 愛知 私立 41名 72
15 甲陽学院 兵庫 私立 41名 74(中学)

上記のように2016年の国公立大学医学部合格者数の多い高校は偏差値70を超える超難関高校が上位占めており、特に私立高校が多いのが特徴です。

表をみると東海が最も多い109名となっており国公立の医学部入試に強いことが分かります。

これは、昔から東海は医学部志望の生徒が多い学校として有名で親が医者であることも珍しくなく、これまでも国公立大学医学部合格者数では上位を独占してきました。

ただし、東海の定員は400名で灘の定員はその半分である200名程度のため、合格者の割合でいうと灘のほうが高くなります。

実際に、NIKKEI STYLEによると2016年度の入試では、偏差値ランキングでも1位と2位の東京大学理三と京都大学医学部医学科へそれぞれ20名、25名の合格者を輩出しています。

これは、4,5人に1人は灘出身という計算となり全国トップの実績をあげています。

特に、日本で最も難易度が高いと言われている東大理三の定員は97人となっているので、合格者20名を輩出する灘高のレベルがいかに高いかが分かります。

ちなみに公立高校で最も国公立大学医学部医学科への合格者数が多いのは熊本高校となっており、他にも札幌南や仙台第二が続いています。

地方は私立よりも公立のほうが難易度は高かったりするため、東京や大阪といった都市部の公立高校に比べて進学実績が高い傾向にあります。

それでも熊本高校が他の公立に比べて国公立大学医学部合格者数と高い実績を誇っているのは、入学者400名のうち100名ほどは地元熊本大学医学部を志望するからです。

医者を親に持つ生徒が多いのもそうですが、地元志向が強い県民性に加えて熊本のような地方では理系出身者の仕事が限られていることも医学部を目指す動機になっているようです。

 

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